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三点セット:評の2
締切りが過ぎたのに今回も未だ前振りで、作品評にはなかなか入れませんが
トルコ共和国の名誉のために、どうしても書いておきたいことを幾つか記してみます。
★オスマン帝国の軍楽メフテル
万理さんの「三点セット」評の4 追加 音楽 において紹介されたメフテルの例
「ジェッディン・デデン(祖父も父も)」を再掲します。
http://www.youtube.com/watch?v=kpOl4kxgD1c
実に勇壮な曲ですね。
万理さんが二曲目に挙げた龍馬伝のテーマ曲も、タイミングの取り方は上記にそっくりで
二曲を合奏すれば、見事に和音になっているのではないかと想像しています。
・トルコ行進曲
ヨーロッパの軍楽は、オスマン帝国の軍楽メフテルを見習って出来たものです。
当然、そのブラスバンドの起源もメフテルの楽器編成に有るのです。
モーツアルトやベートーベンの作曲に代表されるトルコ行進曲は、メフテルに刺激されて
作られた曲だそうです。
そもそもヨーロッパには、メフテルが用いている太鼓もシンバルも有りませんでした。
今でもヨーロッパで用いる高級なシンバルは、トルコ製が主だったと思います。
・周王朝とトルコ族
中国では、周王朝のころから、太鼓は攻撃の合図、銅鑼は退却の合図に用いられましたが
周はトルコ族が建てた国なので、その太鼓と銅鑼がメフテルの太鼓とシンバルに受け継が
れていると考えると、彼らが持つ長い歴史を感じさせますね。
・メフテルの朗々たる歌声
イスラームの1日5回の礼拝時にモスクの尖塔から礼拝を呼びかける声(アザーン)
メフテルの声は、きっとこの朗々たるアザーンで鍛えられた声なのでしょうね。
いかにも男性的で、私は好きですね。
★トルコ航空
1985年イランイラク戦争の際イランに取り残された日本人215名を、トルコ航空が
自国民は陸路で帰れるから、と言う理由で自国民を後回しにして先に日本人をイランから
トルコへ連れ出してくれたと言う逸話は、テレビで度々放映されています。
これは私が先に触れたエルトゥールル号の救難に発する両国信頼関係に基づくものです。
この後も湾岸戦争直前の1990年の12月に、イラクに最後まで取り残された日本人を
チャーター便で連れ出してくれたのもトルコ航空でした。
つづく
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