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☆☆☆☆☆ 同 人 α ☆☆☆☆☆ - ニューロン・カフェ

1162万理久利:2011/03/04(金) 12:29:38
「あした天気になーれ」評−2
評−1で「なにかをふっきって思いっきり遊んでみる」これは半分当たりで半分はやはり
作者の言葉選び、視点等の色合いが出ています。でもなかなかの飛びです。

【居る場所】
ストレスが溜まらない場所あるいは発散させる場所として「人口50万くらい、歴史的
文化の育った街、海と山と川を臨める都市」とし、そこから江戸に繋げていく。
そして隠れ家、民宿と秘密の小部屋。物理的なものと精神的なものになるのでしょうが、
微妙に拘わってくる。川はありませんが背後は小高い山、目の前はのどかな海、香港が
好きでした。時として押し入れの中、布団の中が開放の場所になったこともあります。
自分と向き合いたいのか、人と拘わりたくないのか、両方だったと思います。
 爪楊枝、妻用事、整えましたね。

【天気予報サイト】
イベント保険があるくらいですから、天気はとりわけ興業のポイントとなります。
スキー場の雪不足もダメージが大きいでしょう。
それは別として、天気は予測の命題ではなく生きる上での心構えの表現ではないかと考え
る。作者らしい心の襞を教えて貰えたような気がします。心構え、そう言われてみれば全
くそのとおりの自分がいます。ジャンボ宝くじを百万枚買っても、一枚買っても覚悟と信
じる気持ちはかわらないのかもしれません。私の場合は絶対に当たらないという確信があ
りますが。
作者はやはり隙間を見つけ出す能力に長けて居るのでしょう。
ちょっと目線を変えるだけでどどっと隙間に入り込む。

【ひねり夫婦】
捻り(大辞泉)
1 ひねること。ねじること。「腰の―が足りない」
2 趣向をこらすこと。一工夫すること。「―のきいた台詞(せりふ)」
3 「御捻(おひね)り」に同じ。
4 相撲で、腕の力で相手をねじるようにして倒す技。上手捻り・下手捻り・合掌捻りなどがある。
5 江戸時代の捕縛用具の一。袖搦(そでがらみ)の類。

主人公夫婦はそれぞれの役回りを嘆きかつ楽しんで演じているのではないでしょうか。
捻った言葉は馬鹿からは出ない。少なからずの憎しみと愛情をもつ相手に対し吐かれるのです。
妻の指摘はごもっともで、主人公はがまん一筋役を演じきるのです。
女は現実、男は夢と理論。妻は時としてがまんする夫にも無性に腹がたつに違い在りません。
でもその組み合わせがいいのではないでしょうか。
銀座散歩の様子はなかなかのものでした。歩いた場所でしたから雰囲気がよく伝わります。
40年以上かけて築き上げた、ちょい悪親父としっかり母さんの銀座お捻りデートであります。
  つづく
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