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☆☆☆☆☆ 同 人 α ☆☆☆☆☆ - ニューロン・カフェ

1152長岡曉生:2011/02/28(月) 23:25:24
仮面の下に何があるのかなあ:評の2
次の七句は、仮面という言葉のオブラートで包まれては居るが、実は鋭い心理描写である。
なお、これ以降の句には、作者初めての試みとして字数合わせの一字空けが現われる。

【化粧】
もちろん、化粧も仮面の変形である。
作者は、化粧の下に隠された本物の顔の方が、本当は美しいのではないかという。
ここで言う本物の顔とは、外見ではなく素直な気持ちをそのまま表現できる顔であろう。
【化粧・2】
「やはり違うんだよなあ」というのは、前句を受けて、作者本人にとっては「化粧を施さぬ素顔のままで
素直な気持ちで居る方が良い」と言いたいのであろう。
成るほど。納得出来る。

【言わない仮面】
黙っていることによって、消極的に嘘をつく場合がある。確かに。
「本当に食いしん坊の私」:評者には作者の言わんとすることが理解できない。願わくは、解釈を乞う。
【言い過ぎる仮面】
前句の逆で、前後の整合性を全く欠く言葉を乱射する場合がある。
これでは、相手に一体何を言いたいのか、伝えることが出来ない。
上の両句は、誤った言葉の使用法を説いている。

【一人で居る時も仮面】
一人で居る時も前後の整合性を欠く人格。当人にも本当の自分が判らなくなる場合である。
【全身を包む仮面】
本音を言うために衣装を着けるピエロ。
仮装をしていても嘘におぼれない。つまり、ピエロは論理的な整合性を保っているのだ。

【両親の裸】
本音で向き合っていた両親。だから最初の【出会い】で描かれた仮面の写真には写っていなかったのだ。
やっぱり夫婦は、本音で向き合うものなんだろうな。
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