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Japanese Medieval History and Literature
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応仁の乱で家を焼かれた人は多いが、家を建てたのは呉座先生だけだろう
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平居紀一『甘美なる誘拐』を読んで、才能のある人だなあ、と感心するとともに、大森望の解説にビックリしました。
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応募時の筆名は呉座紀一。「呉座勇一先生の愛読者だから」という理由でつけたとのことだが、さすがに似すぎているので版元から変更を求められ、現在の「平居紀一」に落ち着いた(平居は中島京子「小さなおうち」の登場人物・平居時子から)。
呉座勇一の一般向けの著書はもちろんすべて読破。「いちばん目から鱗だったのは『一揆の原理』で、時代劇でイメージしていたのと全く違うのである。一揆は二人でもできる。日本史のダイナミズムとビビッドさを感じる。応仁の乱で家を焼かれた人は多いが、家を建てたのは呉座先生だけだろう」とツイートして、これが呉座ファンの目にとまって大いにバズっていたのはご同慶の至り。(407頁)
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平居紀一は現役の医師だそうで、作品を読んだ印象では専門は内科・精神科のような気がしますが、『甘美なる誘拐』は「男と女の一揆」としても読めますね。次の作品が待ち遠しい作家です。
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