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Japanese Medieval History and Literature
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初期の早歌作者の社会的階層
>筆綾丸さん
レスが遅れてすみませぬ。
さすがに早歌についての四年前の検討よりは何か新しいことを言いたいなあと思って、ちょっと時間をかけています。
正安三年(1301)成立の『撰要目録』には初期の百点ほどの作品が載っていて、その八割は明空作ですが、残りの作品には公家、それもかなり上層の公家が多く、この点で後の時代と相当な違いがあります。
時代が下ると作者は増えますが、その社会的地位は低下するんですね。
そして、初期の作者の多くに後深草院二条との接点が窺えるので、まず間違いなく「白拍子三条」は二条だと思うのですが、ダメ押しの何かがないかと思って探っているところです。
>頼山陽の七絶を吟ずる感じでしょうか。
「早」い歌ですから、当時の他の歌謡と比べるとスピード感があったのでしょうね。
それがどのくらいのものなのかは分かりませんが、確かに漢語の多い詩吟などは感覚的に近いものがあるのかもしれないですね。
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