レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
Japanese Medieval History and Literature
-
私も「新しい資本主義」について考えてみた。
ということで、暫く中世史をお休みして、唐突に別の話題に移りたいと思います。
具体的には何かというと、「新しい資本主義」ですね。
わはは。
大きく出ましたが、経済の専門知識が全くない私にとって、これ以上無謀な課題はなさそうなので、やりがいはあります。
真面目で建設的な提案になるのか、壮大な冗談となるのか。
後者の可能性が高そうではありますが、ま、ボチボチと進めたいと思います。
さて、出発点はやはり岸田政権が設置した「新しい資本主義実現本部」内の「新しい資本主義実現会議」の資料とします。
一番基本的な資料は、令和3年10月26日に開催された「新しい資本主義実現会議(第1回)」の「資料3 新しい資本主義の実現に向けて(論点)(PDF/403KB)」というものですが、何故か「内閣官房」サイトにリンクを張るとteacup掲示板に投稿できません。
そこで、当該資料の冒頭部分をコピペしておきます。
-------
新しい資本主義実現に向けた論点
・これまでの政府の取組により、経済面での成果が生み出される一方、いまだ低い潜在成長率や、コロナ禍で顕在化したデジタル対応の遅れ、非正規・女性の困窮などの課題、さらには気候変動など経済社会の持続可能性の確保、テクノロジーを巡る国際競争の激化といった新たな構造的課題を踏まえ、我が国が目指していく新しい資本主義の姿は如何にあるべきか。
・成長と分配の好循環について、分配の原資を稼ぎ出す「成長」と次の成長につながる「分配」を同時に進めることが、新しい資本主義を実現するためのカギ。諸課題の解決に向けて、「政府」、「企業(経営者、働き手、取引先)」、「イノベーション基盤(大学等)」といった各主体が果たすべき役割、「国民・生活者」の参画の在り方、官民それぞれが役割を果たす中での協力の在り方とは何か。
-------
さすがに立派な文章ではありますが、前提条件に、ちょっと気になる点があります。
それは戦争の可能性への言及が全くないことです。
「気候変動など経済社会の持続可能性の確保」という表現はありますが、昨今の国際情勢に鑑みると、気候変動などよりも米中間の国際紛争や北朝鮮の暴発の可能性など、戦争の危険性の方がよほど「経済社会の持続可能性」に影響を与えそうです。
戦争の危険性が高まれば、この文書に並ぶ美辞麗句など全て吹き飛んで、新たな「総力戦」のために国家の資源を集中しなければなりません。
とすると、「新しい資本主義」実現のためには、戦争の回避のために我が国は何をなすべきか、という観点が不可欠のように思われます。
※「内閣官房」へのリンクを張ると、何故かteacup掲示板に投稿できなくなります。
投稿保存用のgooブログの方では普通にリンクできるので、こちらの方が見やすいはずです。
https://blog.goo.ne.jp/daikanjin/e/afa650289cf2a6a6e6377a31a4350d95
|
|
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板