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Japanese Medieval History and Literature

7204:2021/11/27(土) 16:10:39
対句
小太郎さん
ご引用の『吾妻鏡』の脚注の内、間違いではないか、と思われるところが二箇所あります。
広元の辞状は漢文らしく対句表現が多いのですが、北闕之月と南堂之風は対句で、前者は宮城(内裏)を守る武官、後者は朝廷に学問を以て使える文官を指していて、北闕之月を鎌倉幕府とし、南堂之風を京都勤務とするのは間違いだと思います。日(朝廷)と月(幕府)などとしたら、頼朝の逆鱗に触れるはずです。
また、薫風両日之夢と紫雄三代之塵は対句で、両日之夢は武官と文官の兼務、三代之塵は家業である学問の蓄積を意味し、両日を京都と鎌倉とするのは間違いだと思います。紫雄は薫風の対語ですが、意味がわからず、誤植のような気もします。
辞状には、ご指摘のように、かなりきわどい表現があって、なまじ学があると、嫌味なことを言うものだが、まあ、勘弁してやるか、と頼朝が考えたような気がしないでもありません。
蛇足ながら、竊以は「ひそかにもって」ではなく、「ひそかにおもえらく」と訓むべきかと思います。
追記
広元は、なるほど、こういう文を書く人か、と興味深く読みました。




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