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Japanese Medieval History and Literature
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バタフライ効果
相国入道さま
御丁寧に、痛み入ります。とてもよくわかりました。
此儀両人奉行依被(闕字)仰付執達如件、なる文言から察するに、御朱印奉行と
いうのは、常置職というより、奏者番のうち、特に二人に命じた臨時職という感じ
がしますね。
黒羽藩と福岡藩を分けるのは、十万石の壁ですね。十万石未満で従四下侍従とい
えば概ね老中で、この場合は、御判物奉行、ということになりますか。
奏者番は譜代大名がなるので、小笠原長頼と永井尚庸は大名ということになりま
すが、前者を甲、後者を乙としますと、甲または乙にくだす領地目録は、奉行を
どうしたのでしょうね。
甲乙両名のままとすると、甲乙→甲、甲乙→乙となり、双方代理的な法律行為に
なる。甲乙→乙の場合は甲→乙へ、甲乙→甲の場合は乙→甲へ、執達されたもの
とみなすとすれば、連署といういわば連帯責任の所在が不明となり、法的な瑕疵
が発生するといえなくはない。したがって、甲乙にくだす領地目録に限り、甲乙
とは別の二人を御朱印奉行に命じれば、このような瑕疵を回避できる。小笠原長頼
と永井尚庸への領地目録が残っていれば、事情がわかって面白いのですけれども。
将軍の代替りのとき、禁裏料(たしか一万石前後)については、どのような領地
目録が作成されたのでしょうね。
幕府御用達日本橋越前屋紙納入→納戸口→小者→書院番→奏者番→老中内覧→
将軍御朱印並花押→奏者番→書院番→小者→納戸口→継飛脚→同心→与力→
京都所司代→武家伝奏→関白→典侍→逆鱗→払下げ→典侍→掌侍→女嬬→納戸口
→小者→禁裏御用達四条烏丸雁金屋漉返し→四畳半金泥屏風の裏貼り→島原吉野
太夫・・・バタフライ効果のような、こんなこと、よもやあるまいが(笑)、
文書の形式がわからないですね。
http://www.bashouan.com/pbPhoto_bk5.htm
http://www.bashouan.com/pbKurobane_ds.htm
芭蕉庵桃青の接待役、黒羽藩家老浄法寺桃雪の知行高は、五百石前後かしら。
むらじさん
藤原門宗という人が既にいたのですか。私の妄想は空中分解しました。
NAO4@吟遊詩人さま
御所見は面白いですね。
浪漫派さん
独逸浪漫派、ロマン派音楽、ロマン派絵画・・・と色々ありますが、浪漫派さんの仰る
のは、日本浪漫派と解してよろしいでしょうか。
以前、大津の義仲寺を訪ねたとき、保田與重郎の墓があり、非常に驚いたものでした。
保田は義仲の同行になったのか、と。
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