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Japanese Medieval History and Literature
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法皇庁の朝
阿哈馬江さま
会津で購入した『会津の伝説ー高倉以仁王の会津潜行記ー』(歴史春秋社2007年5月)
という本をみますと。
明治十四年(1881)、古来諸王の地方伝説並びに墳墓調査、という通達が宮内卿から
福島県に出て、奥会津や越後を調査したところ、以仁王の足跡が明らかになったそう
です。越後の小国保の受領は頼政の弟の頼行で、以仁王はここを目指したのだ、とか
いろいろあるようですが、著者は、柳田国男に倣って、木地師の口伝を想定しています。
写真をみまして、私は、尾形イッセーの映画を思い出しました。
釈由美子が好きさん
「法皇庁の朝は早く、まず法蓮華経の読経で明けてゆく。そしてすぐ目の前を通る電車
のゴウ音で、その声は消されがちであるが、巫女(今関夫人)は次第に無我法悦の境地
に入る。やがて、ありがたいお告げが巫女の口から聞かれるのだ。
法蓮華経の読経が止むと、巫女の夫人はうやうやしく日蓮上人のお指示を伝える。熊沢
天皇はかしこまって、一語も聞き漏らすまいと緊張する」(187頁)
・・・ここなど、涙なくしては、読めないですね。
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