したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

Japanese Medieval History and Literature

273筆綾丸:2007/09/30(日) 13:19:49
男道の戯れ
釈由美子が好きさん
当時の自治体の親分が、筋金入りの河内源氏嫌いだったのかもしれませんね。

氏家幹人『サムライとヤクザー「男」の来た道』(ちくま新書2007年9月)を読み、
サムライたちの情けない生態がよくわかって、面白かったです。
会津藩の正史『家正実紀』に、「男道の戯れ」という表現があるそうですが、江戸期の
武士を端的に物語っているような気がしました。
南條範夫『大名廃絶録』(文春文庫2007年7月)には、
「いかに幕府の武力が卓絶していたからとて、二百四十件に及ぶ除封削封において、ただ
の一家も、これに対して武力抗争を試みようとしたものがなかった事は、戦国の武士魂全
く消失し去ったものとみるほかない」(28頁)
などとありますが、武士道などにはあまり幻想を抱かないほうがいいようですね。




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板