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Japanese Medieval History and Literature

223筆綾丸:2007/08/30(木) 19:47:06
従四位下黄昏少将
kariさま
寄進状に関する御高察、興味深く拝読いたしました。
なるほど、そうか、と時代背景がすこし見えてきたような気がします。

小太郎さん
http://www.geocities.jp/hgonzaemon/nanntaiheiki.html
難太平記14の赤鳥に、女騎あまた、とあるのですね。神託にからめてありますが、鎮西の
女騎の夢は、神功皇后を暗示してる感じですね。頼家追放時の女騎や久明親王下向時の
女騎との関係はわかりませんが。
怪談じみた名の骨寺村は、いちど行ってみたいところですね。
吾妻鏡の相撲の記述には、葬送儀礼の名残りは感じないですね。和気藹々の八百長じゃ
ねえか、というようなのはありますが。

水戸御史太夫さま
http://www.iwanami.co.jp/hensyu/sin/sin_kkn/kkn0611/sin_k330.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E5%B9%B3%E5%AE%9A%E4%BF%A1
お墓のロケ地が気になりましたが、「天台宗関東檀林の逢善寺」でしたか。映画では、
没年が寛政七年とあり、おや、と思いました。
白河楽翁の改革のあおりを喰らい、筆綾丸(喜多川歌麿)や蔦絡丸(蔦屋重三郎)など
の遊び人は、お奉行様からきついお咎めを受けました。だから、従四位下黄昏少将を死
してもなお恨む、というのではなく、化政の爛熟期のほうが、あの怪談の時代背景に
相応しい、と感じたのです。
岩波新書の、奈良県内の数千基の墓石分類表をみて、角柱型石塔は18世紀初頭に誕生した、
と知りました。東国でも、寛政期であれば、あの形でいいようですね。
なお、源氏の夕顔を踏まえた松平定信の歌ですが、この花は凋むだけで散らぬので、間違
いですね。ただ、散らぬ夕顔をあえて散らせたところに、虚仮皮膜の此の世の不思議を示
す妖しい芸があるかもしれませぬ。




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