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Japanese Medieval History and Literature

194鈴木小太郎:2007/08/23(木) 10:33:39
『恋時雨稚児絵姿』
>筆綾丸さん
>むらじさん
カメ気味レス、すみませぬ。
似せ絵の一例である『天子摂関御影』という作品が残されているのですが、それを見ると後嵯峨院・亀山院・後宇多院・伏見院がほぼ同じくらいの体格なのに対し、後深草院は明らかに小さく描かれていて、後深草院が小柄な人物であったのは確かみたいですね。
『増鏡』の閑院炎上の場面、話が面白すぎるので私も事実とは思えないのですが、微妙な記事ではありますね。
http://www015.upp.so-net.ne.jp/gofukakusa/genbun-masu5-gofukakusatenno-genpuku.htm

『徒然草』第33段を見ると、玄輝門院は聡明で思慮深い女性だったようです。
『とはずがたり』の粥杖事件での活躍ぶりは、監督二条による演出だと思いますね。
http://www015.upp.so-net.ne.jp/gofukakusa/genbun-ture-33-imanodairi.htm

>『中世しぐれ草紙』
私は高橋昌男氏の名前を知らなかったのですが、1935年生まれで、『三田文学』の編集長を務め、何度も芥川賞候補となっている練達の小説家なんですね。
http://homepage1.nifty.com/naokiaward/kogun/kogun78TM.htm

『中世しぐれ草紙』は「鎌倉末期の京。公卿邸で出会った美しい姫君と吉野山の稚児の恋が、宮中の陰謀に火をつける−。上方で出版された読本のひとつ、『恋時雨稚児絵姿』なる中世譚の現代語訳。作者未詳の戯作を恋愛心理小説として自在に訳出」した小説だそうで、この『恋時雨稚児絵姿』というのが気になりますね。
http://www.maruzen.co.jp/shop/item_detail.html?item_cd=MJ07061190&category_cd=30100160130

>松本さん
はじめまして。

>なんで、これが、平和でかわいいんだ。
『中世しぐれ草紙』が出発点で、鎌倉末期の話をしている訳でしょ。
京都の鎌倉への陳情合戦など「平和つーか、かわいいモンですよね」という釈さんの評価は別におかしくないと思いますが。




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