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Japanese Medieval History and Literature
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個人的世界遺産には登録済み
「武家の古都 鎌倉 世界遺産への登録を目指して」というタイトルで、講師に市の世界遺産登録担当の方を迎えてのミニ講演会に行ってきました。
鎌倉市の景観とか街づくりとか世界遺産登録への動きとかには興味があるので、こういうものには事情が許す限り行っています。
で、いつも、自己嫌悪して帰ってくる。
鎌倉をはじめて訪れて、心奪われてから16年。
私はこの16年の中で、鎌倉のために何をしてきたのか、な〜にを勉強してきたのかと落ち込むのです。
今日の話のなかでは、「鎌倉の、世界の中での役割」とか「与えた影響」とか「特異性」とか世界史的に見てどうかというのを証明しないと、世界遺産登録は難しい、今がんばって国への回答を作っています、というような話だったのですが。
正直鎌倉の世界史上の影響とか特異性とか私は全然わかんないんですよ。
日本は鎌倉から江戸へ続く武家政権という独自の政治形態を経たことで、他の東アジアの国とは違った国の形が出来上がり、明治以後、東アジアの中で日本のみうまく世界の流れに乗った(植民地になってないってことでしょうか)のは、その武家政権の経験のおかげである。とかいうような話を、以前何かで読んだことがあるのですが、人に説明しろといわれたらできない。
いや、鎌倉って、こんなすばらしいんですよ、って、言葉にしていえない、わからない。鎌倉の価値をうまく説明できない、主張できない。
この力のなさは何だ。16年もあったのに、私は鎌倉の何を見、何を聞き、何を考え学んできたのかと、つくづく自分が嫌になるのです。
世界遺産に登録されるのがそもそもいいかどうかっていう問題はありますがそれはともかく。
この問題に限らず、鎌倉の歴史的価値とか魅力とか特異性とか重要さを、どうしたら他の人にうまく伝えられるのだろう、とこのような機会があるたび悩み心を痛め自己嫌悪しています。
まあでも、2,3日もすればもう忘れちゃうんですけどね。
すみません。ちょっと誰かに聞いてほしかったんです。
愚痴でした。
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