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昭和初期抒情詩と江戸時代漢詩のための掲示板
202
:
やす
:2006/12/11(月) 22:52:57
『漢詩閑話 他三篇』 『竹陽詩鈔』
昨日の岐阜県図書館ではまた、郷土資料コーナーで自費出版と思しき漢詩関係の本に出会ふ。しかしながら郷土資料は貸出禁止でネット書店・古書店でもみつからない。不躾とは存じながら巻末記載の発行所名から電話番号を調べ、問ひ合はせてみれば非売品だが残部があり、事情を説明したらば何と頂ける由。諦めずに何でも当たってみないとわからないものです。
その一。
『漢詩閑話』([竹陽]中村丈夫著 1991.11関市千疋メインスタンプ刊行19cm上製299p)は、美濃漢詩人の最後の血統を継ぐ方の遺著ですが、初心者を相手に語った晩年の漢詩談話を中心にまとめられた濃いい一冊です。かつては郷々の旧家に隠棲してゐたらう、そんな漢詩人である「翁」の、その文章と回想には儒学精神を伝へる折り目正しい日本人最後の人柄を見る思ひがします。著者の御孫様より一緒に頂いた遺稿詩集『竹陽詩鈔』(1972.11私家版23.5cm和綴62丁)の解説によれば、詩人の家は天保14年、水利権の紛争に当った村瀬藤城が双方を調停する場所として泊り込んだ中立派の大庄屋であって、当時の当主が著者の祖父に当る由。なんとその時のこされた藤城の墨蹟が伝へられてゐるさうであります。それが職場の目と鼻の先だったんだから、まあ驚いた(笑)。
ここにても御礼を申し上げます。ありがたうございました。
https://img.shitaraba.net/migrate1/6426.cogito/0000305.jpg
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