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出版社

2名無しさん:2020/02/20(木) 16:28:37
 老舗というのか古くからある出版社のうち、大きいところは
安泰らしい。古くからの方法論で本を作っているらしい。
 老舗なら小さいところも先取の気概を持たず守旧に徹するようだ。
とりわけ販路が限られる、大学の講義あたりで使われるような
本を専業で出しているところはなおのことのようだ。
 一方で、新しい出版社は新しいことをする。市場原理を思えば
至当だ。ニッチな市場を開拓していくよりない。競合するにしても
同じことをしていては割って入って行けるはずがない。

 と振ってから。

 USAで出され邦訳された一般向けの群論に関係する書物を愉しく
読んだ。では、かのロシア生まれでUSAでお仕事中の彼の説明を
理解しようかと群論の本を探す。私は残念ながら大学の教育を
受けていない。大学生なら教養学部時代に基礎して習っているで
あろう群論を社会人が学ぶとなるとこれがけっこう難儀である。
大学生向テキストを探す。これが、なんと、驚いたことに、
pdfでもkindole形式でも、あるいは本邦の電子書籍レイアウト群でも
出版されてはいなかった。これは数年前のことなので現時点では
事情が変わっているかもしれない。当時の私は、通販で、群論の
テキストを購入し送り届けてもらった。薄い群論の本一冊では
申し訳ないので環論や大学数学初学者用など数学関係のテキストも
一緒に買った。
 学生の数が売れる数。単価掛ける学生数が売り上げだ、みたいな
世界だと旧来のやりかたを変えようとは思いつきもしないのだろう。

 新進気鋭で「攻めている」出版社は、まあことさら書かなくても
いいか。新しい出版社であっても、時が経てばいずれ古参の仲間入り。
「つまらない」本をお約束で編纂して売るようになってしまうの
だろうかと思うとゲンナリする。
 お仕事でマイクロソフトExcelのvba関係の本を求めたことがあった。
「書き方」を山と積んだ辞書のようなものが多い。そしてそれらは
パソコンやソフトウェア開発関係出版社の古参のところが「仕方なく」
作って売っているような、似たり寄ったりの、言ってしまうと悪いが
ごみくずばかりが棚を埋めているようにみえて本屋に行くのが嫌に
なってしまう。いや、嫌になってもほかのたのしみを求めて行くわけ
だけれど。
 そんな中で、ソシムというところから出ている『入門レベルでは
決して足りない実務に必須のスキルとはExcel VBA 実戦のための技術』
(沢内晴彦著、2018年)は良かった。システム開発の、メジャー
どころは割と大手でも「まとも」なものが出る一方で割とニッチな
言語や分野は「雑」な本が多い、というのが私個人の印象。まあ
いまどきはインターネットで検索も出来るので調べ方が上手な人なら
本なんてわざわざ手元に置かなくともどうとでもなるだろう。私は
調べ物が下手くそで、理解力も秀逸とはいかないのだから仕方ない。
 技術書出版としてはおそらく古参に入るだろうけれど、技術評論社の
木村あつし著『Excel VBAで本当に大切なアイディアとテクニックだけ
集めました。』(2019年)はもっと良かった。こちらは電子書籍と
しても売り出されている。
(「読む」ためにフォントが大事と前に書いた。電子書籍も「読む」
フォントが用意されているかいないかで有用性が大きく変わる。その
点、紙の書籍はフォントが「読んで頭に入るかどうか」を予め本屋で
確認できる。嵩張って重いけれど、見る道具とセットなので字詰めが
ころころ変わる心配もない。紙の出版物は100年を超える長い「走り
込み」の期間があったのだから、新参の電子書籍を未熟と
切って捨てるのは公平ではないだろう。まだまだ伸びる。伸び代が
電子書籍にはある。100年たってから比べて優劣を問うべき
なのだろう。けれど、そんな先まで私も今の人々も生きてはいない
だろう)


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