ここで、そのサイトでは ②を想定し、ヴェルシオンに関しては 時間的制約と即効性を重視するために、一貫した直訳を推奨しています。例えば "We have a lot of rain in June."という文なら「私達は6月にたくさんの雨を持っています。」と訳す徹底ぶりです。もちろん ③を視野に入れたら 全く使い物になりません。
ところで、直訳にもいろいろありますが、ここでは直訳=中学式直訳だと考えます。
I want to use your bathroom.「私はあなたの浴室を使うことを欲します。」
「あなたの家のトイレを借りたい」は意訳なのでダメです。
これを丁寧形に変換すると、
I would like to use your bathroom.「私はあなたの浴室を使うことを
好むであろうに。」(笑)
「気にしないでそのまま訳してください」の精神に則っております。
この先生は「これを(英和ペアで)(スラスラ言えるまで)暗記する」
ことを勧めてます。
そうすると、英和、和英両方向で訳できるわけです。
そして「私はあなたの浴室を使うことを欲します。」が頭に入る訳です。
しかし、英和ペアで覚えてないものが出現すると、例えば、
「お宅のトイレを拝借してもよろしいですか?」
みたいな日本文に遭遇すると、
"May I borrow your house's toilet?"みたいにやりかねません。
先生の添削を受けなければ、これでいいと思い込む可能性が高いです。