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悟りについて語ろう

1らぴ。:2023/09/25(月) 12:17:17
https://ameblo.jp/perfectrapi/

こちらのブログでのコメントのやり取りから
この掲示板に移動しました。

ご興味のあるお方は
ぜひブログのコメント欄もご覧くださいませ!

鏡さん、こちらでもどうぞよろしくお願いします。
書き込み、お待ちしております。
@(*・ω・*)ポッ

どなたでも書き込み可能とします。

まずは鏡さんとの対話、始めましょう!

145らぴ。:2023/10/12(木) 22:33:17

では空の性質と
空そのものはどう違うのか?

空の性質とは
空というものの性質であり
空ではない

例えを用いてみます

私の性格という時
それは私の存在の一部です

私そのものという時
それは私という存在であり
性格などもすべてをひっくるめた
全てのもの

そして私からはいろんな性格が表現され
私を表現するものは変化する

私にはいろいろな性格があります
場面によって、状況によって
いろいろな性格が出てきます
状況によって変わる性格の断片だけをみて
私とはこうである
とは断言できません
そのうちの数個の性格だけを見ても
私のすべてを正しく言い表せません

空性=性格
空そのもの=私という存在

という感じでしょうか

よって般若心経では
無色無受想行識以降の
無のつく単語が多く続きますが
それは空そのものの性質を
言葉で表しており
しかし言葉は空の断片であるから
たくさんの言葉を必要とし
それでいて語りつくせないのです

以前に
日常には悟りの断片が存在している
気づいていない内に
悟りを経験している
だからこそ人は悟りに憧れるのだ

という感じの内容を
ブログに書いたことがあります

般若心経を見ても
その通りだったんだなと確認できました

146らぴ。:2023/10/12(木) 22:34:28

ちなみにこの般若心経に
悟りの状態が書かれていますよ

無い無いの言葉が続き

このような内容の箇所があります

◎以無所得故 菩提薩埵依般若波羅蜜多故 心無罣礙
tasmād aprāptitvād bodhisattvānāṃ prajñāpāramitāṃ
āśritya viharaty a-cittā varaṇaḥ

tasmād それ故に
aprāptitvād 得るの否定形(a 否定)
bodhisattvānāṃ 菩薩または人 
prajñāpāramitāṃ  智慧の完成
āśritya おかげで 頼りにして
viharaty vi(離れて) + harati- 暮らす
a-cittā varaṇaḥ a (否定) +citta 心 + ā (近接) +varaṇaḥ 覆う

それ故に得ることもなく菩薩(悟った人)は
智慧の完成のおかげで
心を覆うものなく暮らしている

◎無罣礙故 無有恐怖 
cittāvaraṇa-nāstitvād atrasto

cittāvaraṇa citta 心 + ā (近接) +varaṇaḥ 覆う
nāstitvād na(否定)+āstitvā ある いる=存在しないこと
atrasto a(否定)+trasto 恐れていること

心を覆うものは存在しないので、恐怖も無い

◎遠離一切顛到夢想 究境涅槃
viparyāsātikrānto niṣṭha-nirvāṇaḥ

viparyāsātikrānto 誤った見解
niṣṭha ni(〜の中) + ṣṭha- 〜の状態にある 存在している
nirvāṇaḥ nir(〜離れて)+vāṇa 消失・消滅した

誤った見解から離れており、消滅した状態にある

直訳で消滅した状態にある
という意味のniṣṭhanirvāṇaḥは
一般的に
永遠の悟りに入っている
悟りの境地に達している
涅槃
と訳されています

よって
悟りの境地に達する=消滅した状態にある
です

これについても
私自身の状態について
よくブログに書いていますので
そうだよね、と確認しました

そしてよく覆われているものが無い
ってのも書いてたな

般若心経をよく知りませんでしたが
うん、らぴ。の状態にぴったりでした

147らぴ。:2023/10/12(木) 22:35:19

この世では
色即是空 空即是色
色不異空 空不異色
受想行識 亦復如是
でした。

この世では色受想行識が
空なる性質となって表れています
上記、悟った状態ではありません

「色受想行識」という単語のみ用いて
簡単に説明しています。
なぜなら当たり前のことだからです
例えを使って説明をする必要がありません

しかし悟った状態では
空の性質は

無色 無受想行識
無眼耳鼻舌身意 無色声香味触法
無眼界 乃至無意識界
無無明 亦無無明尽
乃無苦集滅道 無智亦無得 以無所得故
至無老死 亦無老死尽

このように無い、無いを
いろんな形で表現しています

般若心経は
悟っていない人に伝えるものですから
いろんな例えを使って伝えたのですね


色即是空 空即是色
=般若心経の一部の言葉

この世の物質・現象は
悟りの一部の性質であり
悟りの一部の性質として
物質・現象がある

この世でのごく普通のこと
についての内容です。

ただそのごく普通の日常が
悟りの一部の性質を持っていた
これは知らない人にとっては
大発見かもしれませんね

この文章の「空」は
空なる性質と訳するのが正しい

それは悟りの性質の一部を表現しているのであって
悟りそのものではありません

悟りは有るも無いも無い

よって悟りの性質としては
有るはあるし
無いもある

それが悟りでは
無いのですよ

以上です

読んでくださってありがとございます

@(*・ω・*)ポッ


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