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経済記事から、日本の現状を考察するスレ

97・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2013/09/17(火) 07:00:59
パナソニック“脱家電”路線の衝撃
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001 名無しさん (2013/08/10(土) 18:39:03 ID:9BBasZqyeU)
 「パナソニックは家電をあきらめたのか…」

 2期連続で7000億円を超す巨額赤字に沈んだ名門家電メーカーのパナソニックが今春、3カ年の中期経営計画(平成25〜27年度)
を公表して以降、市場ではこんな噂が広がっている。赤字脱却のキーワードとして打ち出したのは、「転地」。市場(立地)に合わせて
事業を転換するという意味のビジネス用語で、「転地=脱家電」と受け止められ、衝撃が走っている。良い家電製品を安く大量に供給する
という創業者の松下幸之助が唱えた「水道哲学」は、もう通用しなくなったのか…。

■赤字事業部を「ゼロ」に

 中期計画では、本業のもうけを示す営業利益を27年度に3500億円(24年度は1609億円)に引き上げると宣言したものの、
売上高の目標は明らかにしなかった。

 わずか3年前の前中期計画(22〜24年度)では、「売上高10兆円を目指す」と華々しくぶち上げていたが、結局、7兆3300億円に
とどまった。このため、新中期計画では、売上高も利益も…と「二兎を追う」経営を実践してきた中村邦夫、大坪文雄両社長時代とは一線を画し、
「量」を捨て「質」を重視する方針を打ち出したのだ。

 最大の柱は、赤字事業部をゼロにすることだ。

 最終年度の平成27年度に赤字事業部がなくなると、1300億円の収益改善につながるという。

 特に、テレビ▽半導体▽携帯電話▽回路基板▽光事業(光ドライブ・光ピックアップ)を5大赤字事業として「転地」を強化。具体的には、
BtoC(消費者向けビジネス)主体のビジネスモデルからBtoB(法人向けビジネス)中心に舵を切るという。

 パナソニックは、系列販売店など内外の取引先に遠慮して明言を避けているが、「脱家電」路線は明らかだ。

■「寂しさ」も

 同社首脳は「もう家電メーカーではなく、企業の黒衣(くろご)でも良いと思っている」と打ち明けており、パナソニックのロゴが入った
製品は少なくなるとみられる。

 「驚いた」。岩井コスモ証券の有沢正一・投資調査部副部長は、パナソニックの中期計画に自分の耳を疑ったという。
同社は「日の丸家電の雄」として華々しい歴史を築いてきたからだ。

 パナソニックが脱家電に踏み込まざるを得なかった背景には、デジタル家電のコモディティー(汎用=はんよう)化で利益を生み出せなく
なった実態がある。
http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20130810/ecn1308101416000-n1.htm


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