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「記者クラブ」関連スレッド

18・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/03/10(水) 03:31
http://ugaya.com/column/taisha2.html
 ぼくが仕事を共にしたことがあるのは、新聞を作るセクションである「編集局」と、雑誌・書籍の
セクションである「出版局」(現在は出版本部になった)のふたつしかない。日常的に話をしたり
その行状を見聞きしたりするのも、この2セクションに勤務する人々がほとんどである。
というわけで、以下の話は、新聞・雑誌セクションの現場の話だと思ってほしい。
 最初に、朝日新聞社の役職構成について注釈を加えておく。
 まずヒラのすぐ上には「次長」と呼ばれる人たちがいる。新聞なら「デスク」、雑誌なら「副編集長」と
呼ばれる人たちで、朝日の年功序列人事では、年齢は30代後半から40代前半。ぼくもこの下辺にいた。
エラそうに聞こえるが、ヒラのひとつ上でしかない。朝日新聞社の記者になると、30代後半までずっと
ヒラで、それから少数だけに「××長」という肩書きがつく仕組みだ。次長までは人事権もないし、
予算権もない。会社の中では「管理職見習い」みたいなものだ。
 その上が、冒頭に書いた「部長」。40代後半から50代前半くらいで「所属長」とか「管理職」とか、
あるいはただ単に「部長」とも呼ばれる。新聞なら「社会部長」「政治部長」「経済部長」がそれだし、
雑誌だと「編集長」がこれにあたる。
 この「部長」以上が要注意である。おおざっぱに言ってしまうと、朝日新聞社の社員は、2種類に分かれる
といえるだろう。部長以上の人たちと、それ以下である。「部長以上の人たち」が「部長以下」と違うのは、
以下に挙げる大きな「権力」を持っているからである。
(1)編集権=どんなネタを採用し掲載するかを決める。また、筆者の同意なしに記事を書き換える権限もある。
(2)人事権
(3)予算執行権=取材経費はもちろん、飲み食い、携帯電話の貸与などフリンジ・ベネフィットを含む。
 つまり、記事の「ボツ」や書き換え、転勤や配置換え(人事異動)を決めることができる。
 部長職に就いたとたん、ウレシクてしょうがないのか、急にいばり始め、オモチャを買ってもらった幼児の
ように職権を振り回す人がけっこういた。


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