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「民社」系スレッド

50K・MURASAME:2004/02/13(金) 10:34
>>49
職業を変えても地縁(後援会)に縛られる限りは変化しない、と思います。
新生党・さきがけの独立以降、自民支持にカウントされる票数は回復して
いませんが、総保守としては減ってはいません。(ただしさきがけ後継の
「みどりの会議」は保守ではなくなっている)
ただし、都市部の自民候補が苦戦した「1区現象」がもてはやされたり、山崎拓氏が
スキャンダルで落選し、対立候補の古賀潤一郎氏(民主だが保守系)も
経歴詐称で揺さぶられているように、必ず自民に入れる、という縛りは弱まっている
ように思います。
1989年の社会党大勝利のあと、翌年の衆議院選挙では86年並みの得票数を記録し
底力を見せた自民党でしたが、1992年参院選では選挙区ではやや回復したものの、
比例区の得票は前回並で、またしても社会党が勝手に転んだことによる勝利でした。
小泉政権下の2001年参院選の勝利も、都市部の無党派層を取り込むことに成功した
もので、従来の自民勝利のパターンではありません(ただ、1980年ダブル選挙はこれに
近いかも知れない。大平首相が選挙中に亡くなり自民が勝ったのだが、首相の死への
同情票や党内の抗争が休戦状態になったのが勝因といわれた。しかし、
自民の票が増えたのは主に都市部だった。党抗争による造反での
ハプニング解散、選挙中の首相の死など事件が続いたことで、潜在的自民支持
の常時棄権層を投票所に向かわせたのが勝因ではないかと石川氏は分析している)。

2chに多い自民、あるいは与党支持者は、書き込みを見る限り政策を支持
している人が多いので、実は旧来の自民支持層の主力とは異質な存在です。

石川氏は1969年総選挙で社会から逃亡した有権者がかなり無党派層と化した
のではないかと推測していますが、実際この時期増え始めた無党派層は
野党に投票する傾向が強かったのです。
しかし、1992年参院選以降の投票率の低迷は、保守層の無党派層化が
起こったからではないかと私は思います。自由、民主など保守・中道系政党に
流れても、社共に票が行かないのは、こういう保守系無党派の割合が
増加しているのではないかと思います。2chをこうした観点から分析すると
面白そうなのですが、残念ながら私の手に余ります。
逆に、社共支持層や革新系無党派層は、常時棄権化が進んでいるのでは
ないかと危惧しています。今回社共の惨敗は、おそらく1969年衆や1992年参の
社会党の惨敗と同義でしょう。比例区で票が減っているのが社共だけで、
しかも投票率が下がっていることから、社共票の一部は民主に流れたものの、
棄権もかなり出たのではないかと推測されます。


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