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「民社」系スレッド

39K・MURASAME:2004/02/12(木) 01:02
塚本三郎HP(過去ログ有料)
http://www.saburo.info/hp/index.html

塚本氏の「「朝日新聞の偏向を糾明する会」のページ」への寄稿
http://www1.u-netsurf.ne.jp/~asakyu/a_taka/tukamoto.html

[特別寄稿]

祖国は心の大黒柱

平成十五年四月下旬記    塚本三郎

イラク戦争はほぼ終結した

 フセイン政権を消滅させ、その目的を達したのだから、米国は軍を撤収して、
戦後の処理を国連に任すべきだと、戦争反対を叫んだ仏独ロなどは主張している。
その上、治安が乱れたのは、攻撃をした米英軍の責任だとも非難している。
予想に反して、余りにも短期間に戦争を終結させ、犠牲も、敵味方共にはるかに
少なかったことに対して、反対した側の面目を保つことに腐心しているやに
見られる。

 まして、フセイン政権当時のイラクに、莫大な債権を持つ仏独ロの各国は、
占領米英軍によって、債権を棒引きせよと言われることを懸念している。
一刻も早く兵を撤収させたいと、米英軍の指導者は望んでいるはずだ。しかし、
戦後の治安と、イラクに於ける自由と民主政治の確立は、戦勝者の権利以上に
義務でもある。一刻も早く故郷へと願うのは、戦場に赴いた者の心理であるが。

 米英軍には、帰るべき祖国があり、故郷には親類縁者が待ち受けている。

 それにひきかえ、戦場となり破壊された故郷のイラク国民が、荒廃の街に立つ姿を
思いやらずにはおれない。フセイン大統領の狂気に似た、圧政の下で暮らした
過去は消えたものの、今後どうなるのか。どんな攻治が待っているのか。既に
隣国イランから、イラクに住むシーア派の住民に対して、イラクの政治に対する
主導権をもつべきだと煽っている。

 三派か四派の勝手な主張で混乱している、その上、国民の多くは住まいを失い、
生活に必要な電気、水道、通信、道路、交通等を復旧するのはいつになるのか。

 国連の安保理は、機能不全に陥ったが、幸いその他の理事会は十分に機能して
いるから、早々に復旧に着手されることだろう。勝者米国は「自由と民主政治」を
攻撃の題目に掲げたがゆえに、歴史に残る事蹟を積み上げ、「見事な政治体制」を
築く「手本」をイラクに示して欲しい。旧い政体そのままの、王制と専政の
中東地区にも、それがモデルとなるであろう。
(続く)


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