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雑談スレッド

380・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2013/05/28(火) 14:12:22

またこれまでの研究から、ヒトを含む多くの生物は、数百ないしは数千のmicroRNAを発現していること
がわかっている。一般的に、microRNAは特定の遺伝子を「標的」とし、それらの発現を抑制する仕組み
だ。実際に、mir-235を欠損した線虫や、高栄養状態でmir-235の発現が低下した線虫では、mir-235の標
的遺伝子の発現が抑制されずに亢進していること、また、その標的遺伝子が前駆細胞の活性化に関与し
ていることが今回の研究で明らかにされている。

これらの結果から、mir-235を介して栄養状態と発育を連動させる仕組みが明らかにされたというわけだ。
つまり低栄養状態になるとmir-235の発現が増加し、標的遺伝子の発現が抑制され、神経や筋肉の前駆細
胞が不活性化し、その結果それらの組織の発育が抑制される。それとは逆に高栄養状態では、インスリン
/インスリン様成長因子シグナル伝達経路が活性化し、mir-235の発現が減少して標的遺伝子の発現が亢
進し、神経や筋肉の前駆細胞が活性化して発育が促進されるというわけだ。

ヒトなどの哺乳動物は、mir-235とまるっきり同じというわけではないが、類似した遺伝子として「miR-92」
を持っている。miR-92は白血病細胞などのがん細胞で発現が亢進していることがわかっており、がんの発生
に関与していることも示唆されている遺伝子だ。また幹細胞の活性化機構は、がんの発生にも関与すること
が近年報告されている。

今後、哺乳動物における、幹細胞や前駆細胞の栄養応答やインスリン/インスリン様成長因子シグナル伝達経
路とmiR-92の関係を調べることで、栄養状態が発育に影響を与える仕組みや、がんの発生メカニズムについ
て、遺伝子や分子レベルでの理解が進むことが期待されると、研究チームは語っている。

マイナビニュース 2013/05/10
http://news.mynavi.jp/news/2013/05/10/139/index.html

東京大学 プレスリリース
http://www.u-tokyo.ac.jp/public/public01_250508_02_j.html

Nature
The microRNA miR-235 couples blast-cell quiescence to the nutritional state
http://www.nature.com/nature/journal/vaop/ncurrent/abs/nature12117.html

mir-235が栄養状態に応じて発育を制御する仕組み
http://news.mynavi.jp/news/2013/05/10/139/images/001l.jpg


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