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雑談スレッド
174
:
Seven
:2004/06/04(金) 00:38
(続き)
はい、ここで懸命な人ならば、これはもう「科学的論争」なんぞと呼べるような代物ではない、という事に気付くでしょう。実験捏造を暴いたのが、アメリカ、つまり資本主義国の人間だったからといって、それが一体なんですか。再反論にもなんにもなっておりません。理論構築者を映画化したりしてますが、それが一体なんですか。映画になるほどの「偉い人」つまり凄い権威が唱えた理論だからといって、それが正しいかどうかとは別問題です。
「理論構築者の立場・素性・政治的姿勢」と「その理論の正否」は全く別なのです。このしょーもない議論を収拾するには、そうするしかありません。理論構築者が資本主義の人間だからといって非難しても無意味です。その逆に、社会主義国の人間だからといって非難するのも当然NGです。「とても偉い先生」が仰っているからといって無批判に信じ込むのも論外です。上述のような馬鹿げた事態を回避するには、それしかないのです。
問題は、こうした科学の基本理念を全く理解しない頭の持ち主が、旧ソビエトでは社会的権力を握っている、という事でした。共産党内部では、「ミチューリン主義」は猛威を振るっていたものの、ロシアの一般研究者の中には、科学的にまっとうな姿勢を貫き、まっとうなダーウィン理論、まっとうなメンデル遺伝学を支持する人も大勢おりました。で、続いて始まったのが、政治的弾圧でした。ロシアのまっとうな研究者は「メンデル主義者」というレッテルを貼り付けられました。そんな「レッテル張り」なんて科学的議論とは無関係なんですが、理論構築者の立場・素性と、その理論とを区別できないバカタレどもには、当然の事のようでした。メンデル主義の科学者達は、時にはこっそりと追放され、時にはあからさまにシベリア送りになったりするようになりました。当時ソビエト最高の遺伝学者の一人、とされていたニコライ・I・ヴァヴァイロフは、「イギリスのスパイ」と濡れ衣を着せされた挙げ句、全ての公職を解雇され、シベリアの強制労働所で死去しました。
(続く)
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