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基本教養書スレッド

1鎌やん (;´Д`):2002/06/02(日) 08:20
ある程度、社会では踏まえておくべき教養書っつーのが、
やはりあります。
ので、それをリストアップしてみよう、というスレッド。

43鎌やん:2002/10/02(水) 03:18
>>39-42は、某歴史社会学者さんに指定してもらったテキスト。

44鎌やん:2002/10/05(土) 04:47
吉田 裕 『昭和天皇の終戦史』 岩波新書

『昭和天皇独白録』を検証。
天皇制存続のために、近衛文麿は昭和天皇退位の工作をした。
GHQは、宮中グループと組み、昭和天皇の戦争責任を
回避するよう東京裁判を進めた。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004302579/qid=1033760725/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/250-1215860-4249034

45鎌やん:2002/10/15(火) 20:25
小熊英二 『〈民主〉と〈愛国〉――戦後日本のナショナリズムと公共性』 新曜社
http://www.shin-yo-sha.co.jp/mokuroku/books/4-7885-0819-2.htm

11月1日発売でつ ヽ(´ー`)/

46小熊英二研究室:2002/10/26(土) 03:38
http://web.sfc.keio.ac.jp/~oguma/top.html

47■とはずがたり:2002/11/01(金) 03:50
>41のフィリップ・アリエス結構面白いですねえ。
つんどくしただけで,ちゃんと読んだ訳ではありませんが。一度しっかり読んでみたいです。

48鎌やん:2002/11/04(月) 17:40
>47
いやあ、オイラも積んどく多くて…

ところで、さすが、小熊英二の『〈民主〉と〈愛国〉』売れてるなあ。
八重洲ブックセンターでは品切れだったし、新宿紀伊国屋ではオイラが
買ったのが、在庫分最後の一冊だったっぽい。

49カマヤン:2002/11/28(木) 01:41
ボンクラな私は社会思想社が事業停止になっていることを知りませんでしたが
いつ頃なぜ事業停止になってしまったんでしょう… (;´Д`)ノ

『菊と刀』しばらく入手できないのね…
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4390105000/qid=1038414941/sr=1-4/ref=sr_1_2_4/249-6464842-7508334

50アルファ:2002/12/08(日) 14:45
基本教養書ではないですけど、

スーザン・J・ネイピア「現代日本とアニメ」中央公論新社

内容的にはいろんな意見もあると思うけど、文化論としてアニメを捉えるときの
手法が面白い。こうやって作品は文化になっていくのかなぁと。

51アルファ:2002/12/08(日) 15:00
>>49
もうご存知かもしれませんが、(ずいぶん前ですし)

http://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/954.html

に倒産情報の詳細があります。フロムの「正気の社会」とかトインビーの著作も
あったし、版元がどこに移るかずっと気になってました。11月末でネットでの
申込みも終わってしまったし。

52カマヤン:2002/12/20(金) 06:52
メモ。
「日本における自由意識の形成と特質」
丸山真男集第3巻

「政治の世界」
丸山真男集第5巻
http://www.nii.ac.jp/CAT-ILL/INFO/newcat/ml/msg00647.html

53カマヤン:2002/12/21(土) 15:19
メモ
奥平 康弘, 宮台 真司  『憲法対論―転換期を生きぬく力』 平凡社新書 164
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4582851649/qid=1040451388/sr=1-1/ref=sr_1_0_1/250-0740769-7948219

54俵孝太郎 敗戦占領下の日本の歴史:2003/01/03(金) 05:25
http://gendai.net/search.asp?key=&k=024&page1=7&page2=10&andor=1&oflg=0

55カマヤン:2003/03/16(日) 21:16
『日本がアルゼンチン・タンゴを踊る日』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/433493305X/qid%3D1047816276/249-5557652-3102733
>  10数年にわたるこの大不況の間、私たちが不良債権という言葉を聞かない日は
>なかったといっていいだろう。では、なぜ、日本はそれが処理できないのか?
> その明確な答えが、本書にはある。それは、これまで日本の政治家、経済学者、
>エコノミストたちの誰1人として、口にしなかった答えである。ずばり、それは「ヤクザ」である。
>ヤクザに代表される闇社会が、政・官・財とタッグを組んで、不良債権の処理をはばみ、
>不況を長びかせてきたのだ。

56カマヤン:2003/04/23(水) 03:05
http://www.mmjp.or.jp/BOX/database/harvey.html
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00006S25Q/qid%3D1051031689/249-5557652-3102733
『ハーヴェイ・ミルク』(映画)

 以下、O先生による講義のメモ。

 『ハーヴェイ・ミルク』は、70年代サンフランシスコを舞台としたドキュメンタリ映画だ。
73−77年頃の「ゲイ・ムーブメント」を理解するための佳品だ。作成は84年。
マイノリティ(少数派)がいかに政治主張していくか、という過程を知る良い材料だと言える。

1;背景に「人間」がいることを忘れるな。

 映画というものは劇的に描かれてしまうものだ。この映画も悲劇として作られている。
マイノリティは「特別視」されやすい。が、実物はごくふつうのオッサンだ。
マイノリティをあまり「特別視」しないことが、マイノリティ問題を捉える上では、重要だ。
他者を、英雄としてしか見ないのは、残酷なことだ。
マイノリティ問題にしろ、その他の問題にしろ、当事者は、毎日深刻になっているわけにいかない。
だから、当事者自身は明るいものだ。当事者自身は淡々と日常を送っている。
だが、当事者は、ある立場性を背負っている。

57カマヤン:2003/04/23(水) 03:06
2;ある程度「物語化」しないと、話が成立しない。

 ものを語るときは、「物語化」がつきまとう。ものを語るときは、「物語」にしないと、語れない。
「物語」にすると、悲劇化・英雄視化が、どうしても起きてしまう。演出が発生する。
その理想化の反動として、暴露的なカウンターインフォメーションも発生しやすい。
が、暴露的カウンターインフォメーションにいちいちビックリしてはいけない。
(マイノリティを)「聖人君子でなければ、認めることができない」という発想自体が、悲劇だ。
単純な英雄視や、その反動の単純な失望に惑わされるな。

 マイノリティ問題は、「マジョリティ(多数派)のコード(掟、慣例)」に沿うかたちで語らなくてはならない、
という逆説に制約されている。
ドキュメンタリ映画『ハーヴェイ・ミルク』は、アメリカのマジョリティのコードに沿って作られている。
「これはゲイの問題ではない。『正義(マジョリティのコード)』の問題だ」という作られ方がしてある。
ゲイの問題を、人種差別(アメリカのマジョリティに認められているコード)のアナロジーで語っている。
マイノリティが権利主張するときには、このように、マジョリティのコードに沿ってプレゼンテーション
しなくてはならない。
マイノリティは、常に「正しい人たち」としてプレゼンテーションされる。
その結果、「正しくあらねばならない」という新たな抑圧を、マイノリティへ与えることになる。
自分自身を他者へどのようにプレゼンテーションするか、は、「政治」の一つだ。
「アイデンティティポリティクス」アイデンティティをめぐる政治だ。

 マイノリティ問題を描くとき、同時に人間の複雑さを描くには、そのぶん、映画でなら尺を、
本でなら分量を必要とする。複雑さを描き込むことで、テーマであるマイノリティ問題が不鮮明に
なってしまっては意味がない。スッキリ描くためには、「物語化」が起きる。
「どう描くか」は、一つの「政治」だ。何かの「問題」を「描く」だけで、一つの「政治」となる。
 ものを鑑賞するとき、「素直に感動している」だけでは、新たな抑圧(他者を英雄視することによる
抑圧)を作ることになる。「素直な感動」は、一歩目にすぎない。

58カマヤン:2003/04/23(水) 03:06
3;「問題」を、マクロに見る視点も持ったほうがいい。
たとえば『ハーヴェイ・ミルク』は、70年代のサンフランシスコが舞台だ。
サンフランシスコは、アメリカの中でも最もゲイの主張ができたところだ。他の土地ではそうはいかなかった。
70年代半ばから後半は、ゲイコミュニティの主張が最も強かった時期だ。
リベラリストであるジミー・カーター大統領の時代だ。
80年代になると、AIDSにより、ゲイコミュニティの空気が変わっていく。
レーガン大統領の時代には、バックラッシュ(反動)が起きる。

以上を整理する。
1;背景に「人間」がいることを、忘れるな。()
2;ある程度「物語化」しないと、話が成立しない。
語る際の作法として、社会学やポストコロニアル論を踏まえておく必要がある。
3;「問題」を、マクロに見る視点も持ったほうがいい。

これらを通じ、できるだけマッサラにものを見る目を養っていく必要がある。
人間は、ひねくれることによって、まっすぐにものを見ることができるようになる。
人間は素直なほうがいいが、素直な人は、素直に偏見を持っているものだ。

「アイデンティティ」は「物語」だ。
「アイデンティティクライシス」は、「私にとってクライシス」なのではなく、「私の物語にとってクライシス」に
すぎない。

以上、O先生による講義のメモ。

59カマヤン:2003/04/29(火) 15:34
『〈癒し〉のナショナリズム ―草の根保守運動の実証研究』
5月16日発売予定

小熊英二・上野陽子著     四六判・上製・232頁
定価:本体価格1,800円+税 慶応義塾大学出版会発行 
http://www.keio-up.co.jp/iyasi/iyasitop.htm

ヽ(´ー`)ノ

60いづな</b><font color=#FF0000>(sxleZbyI)</font><b>:2003/04/30(水) 00:46
エロ漫画家の鎌やん?

61カマヤン (;´Д`):2003/04/30(水) 01:44
>60
ん? そうですが、私についての話題はスレ違いなので
「オタちゃん2」
http://jbbs.shitaraba.com/news/535/
か、
「雑談スレ」
http://jbbs.shitaraba.com/study/bbs/read.cgi?BBS=1274&amp;KEY=1024144997&amp;LAST=100
で、お願いします。

…なぜこの板のこのスレで今更な質問が?

62カマヤン:2003/06/17(火) 02:41
朴 慶植 『朝鮮人強制連行の記録』 未来社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4624410033/qid=1055785181/sr=1-5/ref=sr_1_2_5/249-5557652-3102733

63カマヤン:2003/06/17(火) 02:50
〔フェミニズム関係〕
 上野千鶴子・大沢真理・竹村和子・足立真理子『ラディカルに語れば』(平凡社)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4582472273/qid%3D1055785479/249-5557652-3102733
 ジュディス・バトラー『ジェンダー・トラブル』(青土社)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4791757033/qid%3D1055785515/249-5557652-3102733
 『男女共同参画社会の死角と誤算』(『インパクション』131号、2002年)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4755471370/qid=1055785659/sr=1-49/ref=sr_1_0_49/249-5557652-3102733

〔ゲイ・ムーブメント関係〕
 掛札悠子『レズビアンである、ということ』(河出書房新社)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309241344/qid%3D1055785746/249-5557652-3102733

64φ(。。 )m カマヤン:2003/06/19(木) 01:35
アレックス・カー『犬と鬼』講談社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062081016/qid%3D1055953732/249-5557652-3102733

65φ(。。 )m カマヤン:2003/06/26(木) 02:39
松下圭一
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004305527/qid=1056562421/sr=1-5/ref=sr_1_2_5/249-5557652-3102733
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004304253/qid=1056562421/sr=1-2/ref=sr_1_2_2/249-5557652-3102733
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004306388/qid=1056562421/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/249-5557652-3102733

66φ(。。 )m カマヤン:2003/07/17(木) 02:27
鶴見俊輔・久野収『現代日本の思想―その五つの渦』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004120411/qid=1058376176/sr=1-7/ref=sr_1_2_7/249-5557652-3102733

67・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/07/17(木) 02:58
フロイト『自我論集』『エロス論集』(ちくま学芸文庫)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480082492/qid=1058376703/sr=1-4/ref=sr_1_2_4/249-5557652-3102733
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480083456/ref=pd_sim_dp_1/249-5557652-3102733
 マルクス『資本論』(中央公論社その他)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4003412516/ref=pd_ecc_rvi_1/249-5557652-3102733
 ニーチェ『道徳の系譜』(岩波文庫その他)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4003363949/ref=pd_ecc_rvi_1/249-5557652-3102733
 アルチュセール『アルチュセールの<イデオロギー>論』(三交社)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4879191132/qid=1058377343/sr=1-21/ref=sr_1_2_21/249-5557652-3102733
 デリダ『グラマトロジーについて』(現代思潮新社)
http://www.gendaishicho.co.jp/mokuroku/bungaku1.HTM
 ラカン『エクリ』(弘文堂)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4335650043/qid=1058377545/sr=1-6/ref=sr_1_2_6/249-5557652-3102733
 ウェーバー『プロテスタンティズムと資本主義の精神』(岩波文庫その他)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4003420934/qid=1058377583/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/249-5557652-3102733
 ノージック『アナーキー・国家・ユートピア』(木鐸社)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4833221705/qid=1058377614/sr=1-4/ref=sr_1_2_4/249-5557652-3102733
 ネグリ『<帝国>』(以文社)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4753102246/qid=1058378053/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/249-5557652-3102733
内田義彦『資本論の世界』(岩波新書)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004110696/qid=1058378167/sr=1-2/ref=sr_1_2_2/249-5557652-3102733

68・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/07/17(木) 03:11
多木 浩二『ベンヤミン「複製技術時代の芸術作品」精読』 岩波現代文庫
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4006000197/ref=pd_ecc_rvi_1/249-5557652-3102733
『複製技術時代の芸術』 晶文社クラシックス
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794912668/ref=pd_sxp_elt_l1/249-5557652-3102733

69カマヤン:2003/07/17(木) 03:57
>>67は、某歴史社会学の教授による指定テキスト。
以下は某歴史社会学者さんのお言葉。
==============
難解といわれる現在の社会学理論だが、その源流となるものは、
大ざっぱにいえば三つに分けられるといえる。
その三つとは、
①フロイトから始まる精神分析、
②構造主義・記号論(およびそこから派生したテクスト分析や歴史分析)、
③マルクスから始まる資本主義分析、
である。

70・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/11/14(金) 16:21
「強い日本を」の風潮 なぜ … 「不安」が導くナショナリズム
小熊英二・慶大助教授に聞く
http://www.shgshmz.gn.to/shgmax/public_html/review/asahi_nationalism_20030909.html

71・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/01/02(金) 23:53
『近代日本流通政策史』若林
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/456195077X/qid%3D1073054945/250-5109701-4238622
『日本マーケティング史』 小原博
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4502345733/qid%3D1073055068/250-5109701-4238622

日本流通史
http://www.isc.meiji.ac.jp/~w_zemi/ryuutuunote.pdf

72φ(。。 )m:2004/01/07(水) 04:51
 岩井弘融;社会学者。日本の組織犯罪の権威。
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife/6234/message.html
「社会問題と社会学」『現代の社会病理』 1995年度
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jasp/z-naiyou.html
岩井弘融 1992 「社会病理の諸課題」 日本社会病理学会編『現代の社会病理Ⅶ』 垣内出版 7-19.
http://homepage2.nifty.com/tipitina/biblio8.html
『犯罪社会学研究』
岩井弘融(書評): 星野周弘他「犯罪・非行事典」(犯罪社会学研究21号)1996
岩井弘融  : 犯罪社会学の課題(犯罪社会学研究01号)1976
岩井弘融『病理集団の構造 親分乾分集団の研究』誠信書房 昭和38年
岩井弘融『暴力 日本のやくざ』
http://www.e-obs.com/heo/heodata/n678.htm

73φ(。。 )m:2004/01/21(水) 02:57
『対日工作の回想』 イワン コワレンコ (著), 清田 彰 (翻訳),
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163522603/bookmapcom-22/250-5109701-4238622

74カマヤン:2004/06/18(金) 05:02
小熊英二の新刊が2004/06/29に出ます。

『アメリカ合衆国における戦争と銃規制』慶応義塾大学出版会
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4766411005/250-5960830-9949837

75φ(。。 )m:2004/06/20(日) 01:12
下山 進『勝負の分かれ目』 角川文庫
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4043628013/qid=1087661402/sr=1-4/ref=sr_1_10_4/250-4646827-7919448

76φ(。。 )m:2004/06/24(木) 03:56
『少年法・少年犯罪をどう見たらいいのか―「改正」、厳罰化は犯罪を抑止しない』(明石書店)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/475031336X/qid=1088016902/sr=1-2/ref=sr_1_0_2/250-4646827-7919448

77φ(。。 )m:2004/08/22(日) 00:53
山下 恒男『教育心理学の社会史―あの戦争をはさんで』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4641075123/ref=sr_aps_b_/250-3678639-7441034

78。・゚・(つД`)・゚・。カマヤン:2004/09/30(木) 07:00
『黒い経済人―「政・官・財・暴」のマネーゲーム』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/406256808X/qid=1096494857/249-5035127-6953912

今お金がなくて買えないけど。・゚・(つД`)・゚・。、メモとして貼っておこう…

79φ(。。 )m:2004/10/05(火) 01:10
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/1274/1037310426/571
について、

『英国ユダヤ人―共生をめざした流転の民の苦闘』 講談社選書メチエ (46)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062580462/qid=1096906080/249-5035127-6953912

この辺に書いてあるらしい … φ(。。 )m メモメモ

80φ(。。 )m:2004/11/15(月) 08:47
アメリカの反知性主義http://book.asahi.com/review/index.php?info=d&amp;no=5119
リチャード ホーフスタッター[著]田村哲夫[訳] 出版社:みすず書房 価格:5,040円(税込)
 今から四十年も前に書かれたとは、とても信じられないほど新鮮で、また現在のアメリカの、傍若無人の正義感に溢(あふ)れた言動の根っこを窺(うかが)うことができる名著である。主題は、建国当初よりアメリカ社会に広く浸透し、形を変えては何度も頭をもたげた「反知性主義」、すなわち知性への敵視である。
 著者によれば、まず最初にアメリカ人の精神の型を大きく決定づけたのは、「宗教」的な反知性主義だという。君主制や貴族制の下で民衆を搾取する抑圧的なヨーロッパ文明を否定し、文化の存在しない広大な大地に理想郷を築こうとした移住者たちは、純粋な原始キリスト教に一足飛びに回帰する。彼らの福音主義にもとづく平等主義は、貧者の宗教を称揚する一方、学問は胡散臭(うさんくさ)い聖職者を作るだけだと忌避し、知性に不毛で危険な性格を見る。
 「政治」においても、ほどなく反知性主義が主流となる。知性重視は平等主義を無視する差別だとする政治風土では、知識人は政治の指導者になりえなかった。代わりに一般庶民の英知が重んじられ、無学の男、荒野の丈夫が大衆の英雄となって、大統領に選ばれる事態がしばしばおこる。十九世紀末から、政治のかかえる問題が複雑になると、専門職や知識人の役割がしだいに高まるが、反知性主義はけっして弱まることはなかったという。
 もちろん「ビジネス」界にも反知性主義は侵入する。産業化の進展とともに、実業家は知性に敵対する強力で中心的な存在となるが、著者が強調するように、知性とビジネスの対立の裏には奇妙な依存関係、すなわち多くの知識人が自分たちの攻撃している実業家一族に養われているという、ぎこちない共生関係がある。
 「教育」の分野での反知性主義運動は、一八三〇年代に兆し、一九一〇年代に本格化する。教育といえば、公共の秩序、民主主義、経済の向上に寄与する実学のことであり、実用性に反する知性は無用の長物だった。そこから多くの教育者が、教育不可能ないし劣等者と思われている子供を中等学校の中心におき、能力のある子供たちを周辺部においやる逸脱がおきた。
 かように多くの領域で、反知性主義がアメリカ国民に浸透してきたのは、まさにそれが、この国の民主的制度や平等主義的感情に根差しているからである。知識人にとってはつらい状況だが、その状況を正しく批判し克服するには、まさに鍛え上げた知性の力に頼るしかないだろう。反知性主義が虚構の敵意にほかならないことを示すために、知性と反知性を他の人間的徳性や資質と関係づけ、信仰復興運動、政治・経済情勢、教育制度と思想、実業界の動向、そして国際関係の歴史的変容の中に適切に位置づけようとした本書の著者こそ、批判的機能をはたす知識人の模範だ、とわたしは思う。  評者・池上俊一(東京大教授)

81φ(。。 )m:2004/11/20(土) 05:02
江口 圭一『日中アヘン戦争』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004300290/qid=1100893957/sr=1-2/ref=sr_1_8_2/250-7275898-9788206
『昭和陸軍"阿片謀略"の大罪―天保銭組はいかに企画・実行したか』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4841300376/qid=1100893957/sr=1-3/ref=sr_1_8_3/250-7275898-9788206
原彬久『岸信介』岩波新書
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004303680/qid=1100894095/sr=1-2/ref=sr_1_10_2/250-7275898-9788206
『十五年戦争史序説』「もう一つのアヘン戦争」(黒羽清隆、三省堂、1979)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/438543106X/qid=1100894189/sr=1-1/ref=sr_1_0_1/250-7275898-9788206
『皇軍“阿片”謀略』(千田夏光、汐文社、1980)
『人物往来』「麻薬と戦争/日中戦争の秘密兵器」(山内三郎、1965.09)

82φ(。。 )m:2005/02/09(水) 13:30:54
警察の社会史 岩波新書
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004302714/249-0461781-3800361

「経済政策」はこれでよいか―現代経済と金融危機
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000227017/qid=1107922545/sr=1-7/ref=sr_1_10_7/249-0461781-3800361

現代の低所得層 上―貧困研究の方法 上 (1)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4624320905/249-0461781-3800361

夜と霧 新版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4622039702/249-0461781-3800361

君たちはどう生きるか 岩波文庫
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4003315812/249-0461781-3800361

83φ(。。 )m:2005/02/15(火) 01:59:43
『我々の業界―右翼は総合アウトローサービス業だ』
武 寛 (著) イースト・プレス
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4872574990/249-0461781-3800361

84φ(。。 )m:2005/02/21(月) 05:18:11
からくり民主主義
高橋 秀実 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794211368/hatena-22/ref%3Dnosim/250-8323253-9853040

85φ(。。 )m:2005/02/25(金) 03:51:58
警察官僚 完全版―知られざる権力機構の解剖 角川文庫
神 一行 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4043533012/ref=pd_sr_ec_ir_b/249-2795595-4169939

86φ(。。 )m:2005/04/08(金) 04:02:49
ドキュメント 戦争広告代理店―情報操作とボスニア紛争
高木 徹 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062108607/hatena-22/ref%3Dnosim/250-9822223-4821049

87φ(。。 )m:2005/04/18(月) 02:02:08
国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4104752010/ref=pd_rhf_p_1/249-9290198-2845114
密漁の海で―正史に残らない北方領土
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4773628154/qid%3D1113702427/249-8512799-0641908

88・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2005/04/29(金) 02:40:00
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062583259/artifact-22/ref%3Dnosim/250-8205568-6601056
〈学級〉の歴史学―自明視された空間を疑う 講談社選書メチエ (325) 柳 治男 (著)

89・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2005/05/03(火) 03:25:23
秘密のファイル〈上〉―CIAの対日工作 新潮文庫
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/410114821X/qid=1115058093/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/249-5457719-4967553

軍隊なき占領―戦後日本を操った謎の男 講談社プラスアルファ文庫
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062567199/ref=pd_bxgy_img_2/249-5457719-4967553

90・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2005/05/21(土) 05:05:40
とりあえず、メモ。

神々の軍隊―三島由紀夫、あるいは国際金融資本の闇
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883202119/qid%3D1094762871/ref%3Dsr%5F8%5Fxs%5Fap%5Fi1%5Fxgl/249-0096864-3109152

91・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2005/05/22(日) 03:32:56

ライブ・経済学の歴史―“経済学の見取り図”をつくろう
小田中 直樹 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4326550465/qid%3D1116700151/249-0096864-3109152

92カマヤン:2006/02/09(木) 05:59:17
教養でもなんでもないけど、メモ
慟哭 創元推理文庫
貫井 徳郎 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488425011/503-8268955-7967142


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