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「内分泌攪乱物質」の規制

1名無しさん:2016/09/02(金) 20:51:07
日本産業機械工業会 欧州環境情報(7月号)
フランス、グリホサートへの反対運動が広がる
EU の除草剤に用いられるグリホサートの再認定決定の延期決定は、非常に論争となって
いたが、フランスは、加盟国の中でもこの化学物質への反対運動が一番激しくなっている。
3月にグリホサートの再認定の決定が遅れた後、委員会は再び判断を延期し、両者から激しいロビー活動が行われた。加盟国からの専門家及び代表者が参加する技術委員会での交渉は、5 月 18 日に再び開始された。
「委員会は2度に渡ってグリホサートの再認定のための欧州連合の後ろ盾を得ることに
失敗している。委員会は独立した科学者、欧州議会議員、そして欧州市民の懸念を無視し続けてきたため、これは驚くべきことではない。委員会が方針を変更するのには良い機会である。」とグリーンピースの Franziska Achterberg 氏は述べた。妥協案として、執行部は通常の 15 年間の代わり 9 年間の更新期間を提案した。しかし、4 月に欧州議会はこれを7 年間に減少するよう呼びかけた。
グリーンピースの食糧政策ディレクターの Achterberg 氏にとっては、これは間違いであ
る。「唯一の真面目な議論が認可の期間についてしかないのは、苛立たせる結果である。グリホサートについての警告を無視し、公衆の健康を守るための制限無しに認可を延長するのは、無責任である。」と同氏は述べた。
しかし、欧州議会議員のフランス・グリーン党の Michèle Rivasi 氏は、楽観的である。「二回目の延期は、加盟国が市民及び生態学者の活動をよく受け入れ、多数決に到達することができなかったために、グリホサートの再認定は簡単なことではなかった。」と彼女が言った。環境・人の健康に関する農薬の影響、及び EU で使用されている評価方法に関する重大な疑問のために、数ヶ月でグリホサートの再認定に対する反対運動が激化している。
欧州食品安全機関 (EFSA)は、グリホサートが人に対して「あまり発癌性がない」と推定し
ていたが、世界保健機構(WHO)の国際がん研究機関(IARC)では「発癌性がある」とし
て分類された。化学的な発癌性の懸念に関し、グリホサートが内分泌かく乱物質として禁止されるかどうかという別の議論がフランスで行われている。早ければ 2011 年以降の文書には、フランスが既にグリホサートがホルモンかく乱物質であるとして、その可能性を調査していたことが示されている。
「共和国の大統領は、最新の環境会議でグリホサートがフランスで許可されていないこと
を明確に述べた。グリホサートの発癌性の議論によらず、我々の調査によってグリサホートは内分泌攪乱物質であると考えている。」とフランスの健康大臣の Marisol Touraine 氏は述べた。


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