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意見・資料まとめ

59食塩結晶:2014/05/09(金) 09:01:48
原稿投下する



さて、今回僕らは肯定側でやらせていただきます。
東京工業大学5類1組青木亮磨です。よろしくお願いします

さて、そもそも年俸制とは何なのか、について説明します
年俸制とは給料の賃金の額を前年度の業績に基づいて決定する制度です。面倒な言い方をすると成果主義ですね。プロ野球選手などがテレビで毎回盛り上がってますね。あれです。
ここでは普通の月給制、ここでは年功序列制ということにしますが、年俸制は年功序列制と違い、人生ゲームのように1年に1回しか支払われないと思われがちですが、実際は違います。年功序列制と同じように月単位で支払われるんですね。労働基準法第24条第2項に賃金は、毎月一回以上、一定の期日を定めて支払わなければならない、と決められています。なので年俸制でも月ごとに給料が支払われるのは変わりません。夏や冬についてのボーナスもですが、年棒で決まった金額を14分割することなどによって可能です。14分割して、12を毎月、2を夏冬にボーナスとして支給するといった感じですね。なので、給与支払い方式は今までとほとんど変わらないでしょう

さて、年俸制の欠点を話していこうと思います。

年俸制の欠点としては大きく教員の業績の測り方、と成果主義による不具合、があります

教員の業績の測り方についてですが、そもそも業績の測り方が不明瞭です。研究成果で測ればいいのか、生徒、部下の育成・指導で測ればいいのか?それとも仕事量で測ればいいのか?それがそもそも分かりません。それに研究成果で測るときにも他人が正当評価できるかが怪しいですし、基礎研究などの今ではなく後々になって役立ってくる研究はいったいいつ評価すればいいか分からなくなります。研究が評価されなければ給料は多くもらえませんから、重要じゃないと判断されれば給料がほとんどもらえないことだってあります。
つまりは給料が正しくもらえるかが分からないのです。

次に成果主義による不具合についてです。
チームで動くことが教員は多いです。成果主義の場合、教員がそれぞれ自分の研究だけに専念してしまったり、上下関係がうまくいかなくなってしまうことがあります。上下関係と給料配分の関係が一致しなくなってしまうんですね。それによって関係が悪化し、チームがうまく機能しなくなり、研究や企画がうまくいかなくなり、・・・といった弊害が起こりえます。
もう1つ、成果主義の下の研究では研究成果だけを求めるようになります。成果ができなければ給料が下がるだけでなく最悪退職させられる危険性すらあるのですね。それがプレッシャーになり、きぢつに間に合わなくなってしまうと不正に手を染めてしまう、といったことがあるのです。

以上で立論を終わります


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