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経済問題について語るSTAP退屈板
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もう飽きた。
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国債残高にかかる金利がネックになっているんですね。
実体経済とは無関係の過去債権債務の貸借関係が生み出すルールによるネックか。
フローの拡大を阻害しているわけですね。
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そうなんですよ。だから相続税免除の無利子国債の発行なんて奇妙な発想なんかが
出てくるんです。皆分かってるんですよ。でもケインズさんの言うように
厭だなあと。ただし団塊の世代が亡くなるときには今の税率でも相続税は
増収するんで無利子国債なんて我欲以外の何物でもないでしょ?
そもそも相続税支払ってるのは死亡者の4%で現在の税収は1兆円オーダーだからね。
厳密にどのくらいかはわからないが300兆程度だとしても回収に100年
オーダーかかる。インフレ税の方が早いのよね。
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3000億円オーダーの民間財産から300億円分の資産の名義書き換えをして
利息の発生を止めようと相続税法をいじるって政治的にどうなのよ。政治家生命
大丈夫かあ。
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億でなくて兆でしょ。なんかこんな話してると麻痺してくるよな。
1億でいいからチョウダイ。
まあ、冗談はともかく300兆円の相続税免除無利子国債が成立すれば助かる
と思う人が居るのは分かるね。
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個人で国債買ってる人は少ないからね。大勢の人の預金を集めて
銀行が買ってるんで、それぞれの人は免税控除適用されるくらいの
額しか持ってないんで、そういう人に買ってもらおうとするのなら
やっぱり相続税法を変えて免税国債買わないと相続税を取られるぞと
いう形にしないといけなくなる。政治生命かかるでしょ。
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難しいんだねえ。でも竹中提唱以来のプライマリーバランスの達成はどうなんですか。
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第一次安倍内閣で僕が主導して達成寸前まで行ったの知ってるでしょ。
今回も安倍麻生内閣の今の政策継続で多分達成できると思いますよ。
プライマリーというのはね。国債残高を現状に固定する手法なんです。
景気が回復すると利子率が上がるけど税収もそれをカバーするくらいの
同じ率で上がってくるから利払い破綻しないという理屈なんです。
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プライマリーバランスの達成の必要性を主張しない経済学者なんていませんよ。
安倍政権もそれを目指しているんです。忘れてはいない。だけどまだそこまで行ってませんからね。
とにかくまずはデフレを脱出しないといけないんです。岩田さんががんばってます。
と同時に国際バランスの観点から法人税率を下げる分だけ消費税上げないと
バランスしないんです。それが景気に対しては悪いと分かってるんですけどねえ。
結局それを乗り超えての景気刺激ですからどうしても公共投資ということになると
残高また増えますということなんです。
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なるほど。悩ましいんですね。でも皆がんばってるんだなあ。
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あ、そうですよ。勘違いしないで下さいよ。今どんどんいい方向に行ってるんです。
皆もっと良くしようと思って悩んでるだけなのよ。
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なるほど。これからいよいよ政府の赤字とやらの本当の内容を精査しないと
問題の焦点もわからなければその対策も出ないぞという方向に目が向いたということかな。
我々は今STAP問題が進展しないので退屈しのぎに経済板で時間つぶししようという
スレに居るんだが、ちょっと興味深い情報を持ってきてくれた人がいるぜ。
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そうね。1329兆円って日本全体の政府機関の借金なんで当然
全体である中央政府と地方政府の財務諸表を連結した資料から
その収支と資産負債を全部精査しないと本当のことはわからないはずだが
石原元都知事閣下のおっしゃるとおり、チミタチ簿記できないのねって
官僚たちが笑われてる状態なので、まずは商業高校の僕らたちに負けて
恥ずかしいと発奮してもらわないと事がはじまりそうにないという地点には
到達したかな。
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第一次安倍内閣で僕が主導して一応複式記入方式の帳簿を作らせてるんですよ。
ただし、国家情報ですからね。公開してる以上安全保障上、その詳細は隠さざるを得ない。
彼らは東大の法学部の上位卒業生なんで法律しかわからないなんて事はありません。
商業高校3年生の僕らたちくらいのことは直ぐに理解しちゃうんですよ。ただし
人間の欲というのは頭がいいからといって必ずしも聖人君子ではありませんからね。
まして、最近は修身教科がないからね。大学・中庸を皆が読んでるとはかぎりませんよ。
昔は全員読んでましたがね。なにしろノーパンシャブシャブでっせ。へへへへへ。
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知って行わざるは知らざると同じ。
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国民のみなさん、いつまでも昔のことを言わないであげてね。
なにしろ焼け跡だったじゃないですか。今少なくとも焼け跡じゃない。
つまり、それだけ良くなってるのよ。事実をまず見てください。
勘違いしないで下さいよ。今どんどんいい方向に行ってるんです。
皆もっと良くしようと思って悩んでるだけなのよ。
日本もなかなか捨てたものじゃないでしょ。
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ただ知らないから行わないだけかも?
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いや、いや、、、、。
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ホームズさんがあっちで呼んでるよ。
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まあ、赤字国債は300兆円だとして、財産税で取り上げるとどうなるのか
知りたいネエ。
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そうですね。仮定としてまず現預金で300兆円納税されたとしましょう。
現実には一度には出来ませんが今は理屈だけで、集めた現預金は国庫に入りますから
これで政府は国債を買い戻す。すると300兆円分国債が減るので利払い破綻リスクが
低減するわけです。つまり経済刺激して利子率を上げても怖くないということです。
無論政府の資産負債の両側の収益率と支払い利子率は似たように変動すると
仮定しての話です。
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まず疑問なのは300兆円もの相続税って払える人々ばかりでしょうかね。
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現預金で払うという過程ですから人々はまず金融資産を売らないといけません。
でも300兆円もの売買を一遍で行うというのは不可能なんですよね。買う人は
まず現預金を準備するために又債券を売らなければ支払えません。ですから
現実には小さい一人一人の売買範囲の中で順番に現預金を動かしていかないと
貨幣流通量が付いていけませんし、最終的には政府が国債を買い戻すときに
現預金が銀行に戻るわけですから、むしろ逆に日銀が銀行の日銀当座預金に
沢山置いてやって大きな売買を可能にしてやることが必要になります。すると
人々は銀行から借りて税金を支払い、その分を政府が銀行の保有国債を買い戻す
ことによって戻してやる。するとそれを銀行が日銀に返すという順番になります。
銀行に借りている人は遺産の一部を売って銀行に返すことができるし、買った人は
一旦銀行に借りて支払い、次に自分が何かを売ってそれを回収して返し、実物を
受け取るわけです。
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ややこしいんですね。
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額が大きいですからね。貨幣流通量というのは通常の取引に合わせて
調整されていますから、一時に300兆円もの税金を財産にかけて
取るというのは当然経済の攪乱要因になるわけです。ややこしいのは
それだけではありません。300兆円の売買って市場にとっても
攪乱要因になります。例えば株式で財産を持ってる人は市場でそれを
売らないといけません。必ず売らないといけない株は値段が下がります。
なぜなら沢山売りにでるからです。買う方もとりあえず自分の税金も
払わないといけないし、買うための資金も作らないといけないから
まずは売りから入る。市場がどうなるか想像もつきませんね。株は
信用売買があるのでまだ手段が多いが、それでも価格がどう決まるか誰にも予測
できないのではないでしょうかね。まして土地や家屋だったらどうなりますか。
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物納になったらどうなるんですか。
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物納は評価が難しいですけど、この場合素直に政府が受け取るとしましょう。
全部物納と仮定して、この場合はとりあえず政府の資産負債の資産側が
300兆円分増えて、負債側とバランスするので両側の収益率と利子率が
常にバランスしているという仮定では同じ効果があるわけです。無論、
政府保有資産の収益率って景気回復後の利子率の上昇に見合うような投資が
されているかという問題は別ですよ。今赤字国債分だけの話をしている。
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僕が独立総合研究所の株式を政府に物納したらそこからの配当が国債でそれを
買ってる利払いとバランスするように経営しなければならないのは政府の役目に
なるんですね。
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そういうことです。政府はあなたをサラリーマン社長として雇って経営を
任せるかもしれませんね。或いはそれを民間に売却してその金で国債を
償還するかもしれない。でも押さえておいて欲しいのは政府は民間に持たせている
国債を現預金に変えただけということです。しかも、その現預金は先ほどの
例のように日銀が一時的に増やして、しかし、後に引き上げる分はタイムラグの
調整目的にすぎませんから、実際に政府が国債と交換した現金は市中にもともとあったものに
ほかなりません。
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僕が税金として支払った僕の会社の株式は誰が買ったのですか。誰のものに
なったのですか?
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あなたの会社の株式はあなたか、物納なら政府が売った人の手にある。その対価は
買った人がもともと持っていた現預金です。政府がそれを国債と交換すると預金に戻るだけです。
国債分がなくなっただけです。そもそも全員が国債を遺産として受け取ったら
それを物納するというのは国債を政府に提出するということですから政府は
現預金を何も動かさなくていいんですから、貨幣流通量は変わらない。。
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ああ、そっちの説明の方が分かりやすいな。相続税は国債の物納に限るとすれば
人々は自分たちの財産を評価して支払うべき分だけ売って国債を買い、政府に納めると。
市中の中で貨幣量は回っていて、政府との間は没交渉なんですね。
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実際には現預金の流通量を一時的に拡大しないと一時的な大量売買は
できませんから貨幣流通量はこの問題と無関係と言うわけには行きませんけどね。
それに市場の混乱は予測不可能でしょうね。なにしろそんなことやった経験の
ある国はありません。
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赤字国債分はそういう原理で解消可能なんですね。
では建設国債分もしくは通常予算から投資に回された分はどうなんですか。
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そこは国と地方の、或いは独法の連結分析問題になってしまうから
今は触らないということです。とりあえず政府連結資産負債の両側の
収益率と利子率は均衡していると仮定しておく。
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なるほど。では最後に、国債の日銀保有と相続税徴収による国債残高の
圧縮とはどう違うのですか。
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前者がインフレ税、後者が財産税です。
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今日銀保有額を増加させてますよね。
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あれはインタゲ目的でイージングしているのですから、国債の圧縮目的ではありません。
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でも過去80兆程度の保有で安定させていたものを今270兆も保有していますね。
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日本の紙幣流通量と言うのは日本人が現金決済を好むこともあって他国より
多くて、80兆くらいなんです。80兆のお札というのは政府が物を民間から
買うことによって市中に出回るわけです。ドルが世界の決済通貨として出回っているのは
米国がものを買い越してるいるからですね。アメリカは世界の必要としている
ドルを流通させるために買い戻してはいけないんです。買い戻すというのは輸出
超過させることです。それと同じで80兆円分の紙幣は政府が買い戻さなくていい分ですから
普通の国では国債を保有して相殺してしまう。でも日本人は几帳面ですから
両建て表示したままにしているんです。だから政府の国債残高というのは
日銀の80兆円の保有高は差し引いて構わないんです。根拠のある数値なんです。
だからその分を差し引けばイージングしているのは190兆です。赤字国債は
300兆以上でしょ。
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シニョリッジですね。僕も経済学の教授してますからそのくらいは知ってるんですよ。
へへへ。
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あなたのリードで踊っています。青山さんは政経ですよね。
僕だってちゃんとわかってますよ。ふふふ。
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190兆でも政府は日銀に利息は支払わなくていいんですから、というより
支払っても後で返されてきますから、国債利子負担軽減にはなっていますよね。
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ええ、政策はいろんな副次効果を発生させます。イージングすると為替が
安くなって輸出が増えますし、債券投資や不動産投資から活発化し始めて
景気刺激になる。又無論インフレ圧力を掛けてデフレ脱出したいというのが
本来の目的ですね。そこに国債利払負荷の軽減もあるということです。
でも、ハッキリしているのはデフレ脱出のためのイージングだということです。
それはインフレになれば戻すとアナウンスしているからなんです。国債残高
対策が目的だったら300兆持ち切って戻さないと宣言しないといけない。
これを行うと本当にインフレになります.制御できなくなるかもしれませんね。
かといって、宣言しないといつ戻されるか市場がビクビクしますからブレーキに
なってるんです。
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出口対策といつも口にしているのはインフレに突然振れるのを恐れているんですね?
インタゲを標榜しながら。。。
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そうです。釣りのリールのブレーキって綺麗に段階可変になってなくて
あるところから突然きつく効き始めますから微妙な調整が難しいでしょ。
ちょっと緩めると突然効かなくなってズルズルになる。あれと同じです。
統計を注視しながら微妙に調整している。
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日銀も大変ですねえ。
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名人リーグ入りしているA級八段、九段の人達ですから。プロ中のプロです。
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白川さんのことこっぴどく言ってたのに。
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今はどんなに悲しくて涙も枯れ果てて
もう二度笑顔にもなれそうもないけど
そんな時代もあったねといつか話せる日が来るわ
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