幽霊に取り憑かれ散々な目にあった話をする - 1512797058

1：１：2017/12/09(土) 14:24:18: 書き貯め無いので遅くなります。
不思議・ネットさん乗せて下さい。
完全実話です。
2：１：2017/12/09(土) 14:29:12: 当時、俺は免許取り立ての18歳だった。久しぶりに会った友達4人とお酒を飲んでいた。

友達全員の紹介をしようと思ったが１人しかこの話には特に必要ないので、その重要な人物をＡとする。
3：１：2017/12/09(土) 14:35:14: お酒の席での話。
友人「夏で暑いし肝試しでもいくか！」
俺「はい出た～w皆はそういうの信じるタイプ？」
友人「火のない所に煙は立たないと言うし、多少の現象は本当だろうよ。」
俺「幽霊とかいるわけねーよwほら！本当にいるなら今から連れて来いやw」
友人「そういえばＡ…おまえ霊感有ったよな？」
Ａ「あぁ…茶化す気持ちでそういう事言うのも行くのも辞めておけ。」
4：１：2017/12/09(土) 14:37:25: 俺は幽霊だとか心霊だとか全く信じていなかった。と言うのも、空手、ボクシングを小さい頃から習っていたから怖いものが無かった。自分が世界一強いとも勘違いしていた痛い18歳だった。
5：１：2017/12/09(土) 14:44:21: さらに言えば幼い頃に、心霊現象に対する検証番組を見たことがあり、それも手伝って幽霊や心霊なんかは絶対に信じれない人間だった。

その心霊現象検証テレビはというと、40人の人がいて右と左に20人ずつ分かれて座ってもらう。左右両方に全く同じ風景写真を用意し、右の20人には「ここは有名なパワースポットです」と伝える。
左の20人には「ここは有名な自殺スポットです」と伝える。
6：１：2017/12/09(土) 14:50:14: するとどうだろうか、右20人からは
「不思議な力を感じる」「小鳥のさえずりが聞こえる」「優しい気持ちになれる」という意見が出た。
左20人からは「そことあそこに顔らしき物が見える」「禍々しいオーラを感じる」「不気味で怖い」という意見が出た。
この番組を見て幼いながらにも、幽霊とか絶対嘘ですやんw気持ちの問題ですやんwwと思っていた。その気持ちは変わらず18歳になっても心霊類いは全く信じていなかった。
7：１：2017/12/09(土) 14:58:17: こんな心霊全否定の自分にはＡが痛い奴に見えていた。霊感強いとか徐霊出来るとか中二病かよ！カマチョかよ！と思っていた。
酒の席での話の続きになるが、俺は切り出した。
俺「Ａよ！嘘は良くないぜ？中二病すぎんだろw」とまくしたて更に幼い頃に見た先ほどの検証番組の事も伝えた。
8：１：2017/12/09(土) 15:01:33: Ａ「…………辞めておけ……そういう事言うのも辞めておけ………」

Ａは静かにそう言うと緑茶ハイをぐびぐび飲んだ。

友人「とりあえず飲んだ後は暇だし肝試し行こうぜ！」

友人「何かあればＡがいるし4人いれば楽しいだろ！」

俺「行くだけいくかw俺が先頭切って歩いてやるし、幽霊や熊とか出たら叩きのめしてやるよw」
9：１：2017/12/09(土) 15:05:41: とりあえず皆で有名な心霊スポットを探した。候補となったのはいくつもあったが、ネットで幽霊見た人が続出している場所に決めた。

このスポットはというと、山の中にあるホテルの廃墟で途中までは車で行けるが、途中からは車から降り獣道を歩かねばならない場所だった。
10：１：2017/12/09(土) 15:13:01: 東北のとある場所とだけ。

お酒を飲んでいない友人が車を走らせいざ出発！車中はカラオケ大会で皆ノリノリだった。黒夢のLike a Angelを何度も流しお酒もガンガン飲みながら心霊スポットに向かっていた。

車中ではＡもノリノリだった。特に皆で会話することもなく歌いっぱなしだった。
11：１：2017/12/09(土) 15:17:16: 楽しい時間も束の間、そうこうしているうちひ山に着いた。獣道なる場所をネットで調べながらゆっくりと山道を登っていった。

ネット通り車を停めれる場所を発見。俺は胸の高鳴りが抑えきれなかった。車から降り

うぉおおおおおおおおおおおおお！
よっしゃぁぁあああああああああ！

などと叫んでいたと思う。
12：１：2017/12/09(土) 15:20:13: ちょっと休憩。出かけるから帰って来てこのスレ残っていたら続けます
13：１：2017/12/10(日) 01:15:19: ついたのは夜中の一時頃だった。
突発的な肝試しだったので、もちろん懐中電灯はない。電話の明かりだけが頼りだった。もちろん先頭を切って歩きだした。

友達「怖いなぁ…」

Ａ「右に4体、左に2体こっちを見ている」

友達「おい！どこだよ！どこ？どこ？」

俺「どーせ幽霊なんていねーよwとにかく廃墟目指して進むぞ」
14：１：2017/12/10(日) 01:23:57: Ａは続けて話だす。

Ａ「うわ……ここ凄い多いな。地縛霊かな？目を合わせると危ないから皆しっかりと前だけを見て歩いて」

友達「マジかよ……もう怖えぇーって。帰ろうぜ。なぁ……」

ツレもビビりだしＡも胡散臭いし、しょーもねー、頼りねー友達ばっかだな…
バイク乗って暴れていた頃の威勢はどこにいったんだよwww
何て思いながら先頭で歩いていた。
15：１：2017/12/10(日) 01:27:04: 車を停めてから20分ほど歩いた頃に、右に左にとバンガローの廃墟が何個かあった。そのバンガローを見つける度にＡは

Ａ「今そこの中から3体こっちを見ている」

などと抜かしていた。
俺はハイハイハイ…しょーもな、ハイしょーもなと思っていた。
16：１：2017/12/10(日) 01:30:18: だってそこから○体見ているとか、地縛霊だ！とか言うだけタダだし誰にでも出来るだろ？ありえないってw

俺「おうこら！見ているだけかい？かかってこんかい！この死にぞこないのゴミ野郎が！」

ビビってる友達や胡散臭いＡと、見えているのかわからない幽霊に俺は若干キレていた。
17：１：2017/12/10(日) 01:33:23: 初めのバンガロー廃墟が見えてから20分ほど歩いた所だっただろうか、大きく獣道が開けた。と同時に大きく
バーーーーーーーーン！とホテルの廃墟が見えた。

さらには先客なのか大学生らしき団体が男女合わせて15人ほど開けた獣道で、キャーだの怖いだの言ってキャピキャピしていた。
18：１：2017/12/10(日) 01:46:27: 寝ます。また明日少し書いて月曜日から本格的に書きます。
19：不思議な名無しさん：2017/12/14(木) 23:46:12: みてます
20：１：2017/12/15(金) 15:30:02: ありがと。仕事が忙しくて遅くてごめんなさい。必ず書ききります。
21：不思議な名無しさん：2017/12/19(火) 21:42:41: こちらは焦らずに実生活優先で。余裕ができた時にじっくりでも良いですから。
師走でどこも忙しいでしょうけれど、体に気をつけて下さいね。