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4代目がイメージ見学させていただきます。

1914代目未来人 ◆s9TuhIvCTY:2014/09/22(月) 19:15:22 ID:bz9mFpj60
自分は生まれて初めて
「かける言葉が見つからない」を
体感しました。

とりあえず、まだ可能性の段階だという事を確認し、
自分をもっと大切にしなさい、と
説教はしました。
そのぐらいしか
かける言葉が見つからなかったです。


その後、保健所で無料のHIVの検査が出来る事がわかりました。
でも、当時ミサは17歳(18だったかな)。

未成年は保護者同伴じゃなきゃダメらしいです。

ミサには家族がいません。

そこで自分が保護者として一緒に保健所に行きました。
(血縁者じゃなくても良かったらしいです)

結果は後日郵送だったと思います。

昔の話なので細部の記憶は
間違ってるかもしれません。


検査は非情な結果をミサに突き付けました。
ミサはショックで学校を辞めました。

でも医師の方が言うには発症を遅らせる?発症させない?薬を
飲み続ければ日常生活は『普通』に送れる、との事でした。

ミサはしばらくの間は
生気が抜けたような顔しかしてませんでした。
それでも、ほぼ毎日自分の店に顔を出していました。

徐々にではありますが笑った顔を見せるようになっていきました。

ある日ミサが
「おっちゃん、働きたい!もう一回定時制通う!」と
言い出しました。


前向きに病気と向き合えたんだ、と思いました。
すごく嬉しかったです。

知り合いに事情を話し、
働かせてくれる場所を探しました。

後輩が都合をつけてくれ、
某野球場の裏方の仕事をさせてくれました。

形ばかりの面接が終わり、採用が決まった時の
ミサの顔は今でも忘れません。
泣くんじゃないかと思うくらいに満面の笑顔でした。

その後は後輩曰く
真面目に勤務に励んでいたようでした。


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