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淡々とと予言する
175
:
さとう
:2014/04/07(月) 22:43:59
(予言と預言4)
過去も未来もない、あるのは今だけという話はよく聞く話だし、僕はその通りだと確信している。だから、これからメイの話すことはなんとなく予想はできるけど、口を出さす黙って話を聞くことにした。
「良い心掛けね」と微笑みながらメイは言った。
ここは想念の世界だから、僕の考えや思いは直ぐに伝わる。だけと、僕はメイの心の全てを読めない。エゴという邪魔な存在かまだまだぼくの心にいるからだ。
「例えば、破滅的な予言を誰かがしたとする。そうするた予言をした人もその予言を聞いた人も心のどこかでワクワクしているの。あなたもそうでしょ?今はだいぶマシになったけどね。」
痛いところを付かれて、ドキッとしたが認めざる得ない。
「その予言が外れるとするでしょ?そうすると、ほっとすると同時につまんね〜と思ったり、何だよまた騙されたか期待させんじゃねえよ、と思うよね?」
本当にこの女は痛いところを突く。
そんな僕の思いを知ってるくせに、スルーしてメイは話を続けた。
「これだと、当たる予言を延々と求めるし、当たったら当たったでその暗い予言に振り回され飲み込まれてしまうだけ。分かるでしょう。」
「仰る通りです。」と僕は答えるしかなかった。
「そうではなく、暗い予言に出会ったら、その予言に自分の心がどのように反応するか見るの。ほんの少しでも反応するなら、まだまだあなたはエゴとお友達だと認識することができるの。」
「明るい予言に出会ったら?」
「明るい予言に希望を託して、今この時を否定してしまうなら、やはりエゴとあなたはお友達。キツイと思うかもしれないけれど事実でしょう?」
「じゃあ、予言と預言は心のバロメーターというわけなんだ。」
「その通り。でも、予言と預言はもうひとつ違う区分けがあるの。」
「二つと言わなかったっけ?」
「エゴとお友達のあなた達ができる予言は二つだけという意味。もうひとつは、私たちが介入するもの。但し、これも分類できるけれどね。」
ややこしくなってきたな。
続く
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