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元文学青年の俺が世の中の俗物を徹底的に馬鹿にするスレ

190元文学青年の俺:2025/12/12(金) 13:18:32
>>188の詩句の

「僕はあなたがたの心も尤もと感じ
一生懸命郷に従つてもみたのだが」

とあるのは、中也が一般人の真似をしようと努力したことを語っている。自分が
詩人であることを自覚した時から、中也は世間の人々とは違う生き方を選んだ。
それゆえ、いつの間にか、普通の人間の振る舞いがうまくできなくなっていたのである。

しかし、中也は昔から社会不適合者、ダメ人間であったわけではない。子供の
頃は成績優秀で、「神童」と呼ばれていたし、弟が3人いる長男であり、近隣の
ガキ大将であった。だから、周囲から将来リーダーとなる人間と見られていたし、
自分でもそう自負していたはずである。
ところが、中学生の頃、文学にはまって、いわゆる「人生設計」を狂わせてしまった。
そして、いつの頃からか、自分は詩人であることが運命であると諦観、あるいは
達観したようである。

中也の友人であった大岡昇平氏は、中也の伝記(未完に終わったが)を書くために
中也の故郷である山口県の生家を訪れ、中也の写真を久しぶりに見せられた際、

「生涯を自分自身であるという一事に賭けてしまった人の姿がここにある」

という感慨を書きつけている。


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