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元文学青年の俺が世の中の俗物を徹底的に馬鹿にするスレ
188
:
元文学青年の俺
:2025/12/11(木) 15:44:59
上の中原中也の詩句は、詩集『山羊の歌』に収められている「憔悴」というタイトルの
詩のうちのVI(6番目のパート)の末尾の2行である。
せっかくだから、V(5番目のパート)からこの最終の2行まで続けて紹介しておきます。
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V
さてどうすれば利するだろうか、とか
どうすれば哂はれないですむだろうか、とかと
要するに人を相手の思惑に
明けくれすぐす、世の人々よ、
僕はあなたがたの心も尤もと感じ
一生懸命郷に従つてもみたのだが
今日また自分に帰るのだ
ひつぱつたゴムを手離したやうに
さうしてこの怠惰の窗の中から
扇のかたちに食指をひろげ
青空を喫ふ 閑を嚥む
蛙さながら水に泛んで
夜は夜とて星をみる
あゝ 空の奥 空の奥。
--------------------------------------------------
(注: 読みは以下の通り
哂はれない=わらわれない
尤も=もっとも
窗=まど
喫ふ=すう
閑を嚥む=ひまをのむ
泛んで=うかんで
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