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連投規制で書けなくなった人あつまれー ★7

662名無しさん:2014/08/08(金) 02:27:11
>>660の引用文の続きはこうだ

2 この不安定なイマジネールな世界を安定させるには母親の欲望が何であるかを示す印、マーク、つまり象徴があればよい。
たとえばわれわれが見知らぬ土地で迷わないようにするには何かの目印を頼りにするのと同様である。この印を媒介として
母親の欲望を征服できるのだ。父親の機能とはこのように母親の欲望を置き換える印であり、それによって父親は母親の
欲望の対象、ファリュスを安定した形で保持するものとなるのである。こうしてファリュスは象徴界(サンボリック)、言語の
世界に移行され、この世界で子供は自己の存在を保証しようとする。

この「マーク」である「ファリュス」がΦなわけだ

しかし、身体的にペニスがない女性にとっては、もちろん-φは不安定で危険なものであるが、1の-φな状態の方が「自己の存在の保証」となる部分もある
Φを受け入れることは女にとっては「自己の存在の保証」となるものではなくむしろそれを脅かすものとなる面もある

女性の場合、Φを受け入れる過程で、-φという「自己の存在の保証」を強化することがある
-φとはトランスジェンダーの男の場合性転換手術を受けることになるわけだが、要するにそれは想像的な自分の身体をマイナスにすることである
それは自殺であったり自傷であったりしよう
これが「Φを押し付ける大学の言説に追い詰められてヒステリーは自殺、自傷する」という話の理論化である

ちなみに美容整形を受ける女性は、-φの不安定さ危険さが強い女性が、自らの身体をマイナスのないφにしようとすること、となろう
それは女性であっても男性的な悩みでありその解決法だと言える

美容整形医の藤田が「Φを精神分析の終わり」とするのも無理はなかろう
彼の臨床としては男性と同様にφになりたがる女性が多いのだろうから




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