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2021/3/21 村田純一『「わたし」を探検する』批判

29ウラサキ:2021/03/18(木) 08:14:22
これまでの野口さんの説明を読んで、昔読んだ養老孟司『唯脳論』を思い出しました。
タイトルから想像した唯心論的主張ではなく、
要するに「文化や価値は全て脳が生み出したもの」という唯物論的な主張でした。

30野口:2021/03/18(木) 22:07:40
ムラタさん

当日楽しみにしています。

31野口:2021/03/18(木) 22:22:33
ウラサキさん

唯物論、そうかもしれません。

32横山信幸:2021/03/21(日) 20:48:07
久しぶりに参加させてもらってやはり面白かったです。
野口さん、発表ありがとうございました。
野口さんの説は唯物論的な物理主義の立場からカント的な超越論的な視点も踏まえつつ心身問題に迫ろうとするとこんな形になる、という一つのモデルをしてしてもらったという風に解釈して話を聞かせてもらいました。その視点で見ると野口さんの言われた話はそれぞれ話の筋は通っていて了解できるものだったと思います。
しかし、久保さんやムラタさんからの指摘があったようにそれが現象学やその他の哲学の立場の心身問題の回答になっていたかと言うと疑問が残るところはあったような気がします。しかし、それでも、今日の野口さんと久保さん等との議論のすれ違いのなかにそのすれ違ってしまう問題の種子みたいなものが見えた気がして、その点とても興味深かったです。僕はそこにカントの言う権利問題(アプリオリな形式がどこまでアポステリオリな質料に対して口出しできるのかという問題)が関係してるように思われました。
これまでの野口さんの唯物論的視点と哲学的心身問題の視点との対立の構図は今日の話し合いでもやはり見られましたが、今日はそれをいう権利がどこまであるのかという問題が見え隠れしていたぶんいつも以上に有意義な話し合いだったように思いました。
また参加させてもらいます

33ウラサキ:2021/03/22(月) 13:10:16
野口さんの説は、脳が外界からの刺激を処理加工の上、認識しているという、ごく穏当で自然科学的な見方との印象を受けました。
ただ用語が少々混乱気味であったので、聴講していた我々に伝わりにくかったのではないかと思います。
チャ―マーズのいう「ハード・プロブレム」も脳科学の進歩によってやがて解決・解消されるであろうというお立場かと。

外界刺激を想定している以上、「唯脳論」にせよ「脳が世界を生み出す」にせよ、一種の刺激的キャッチ・コピーに過ぎないのではないでしょうか?


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