1.Wittgenstein: Blue Book
数少ないウィトの英語テキスト(講義筆記)です。
大森荘蔵訳が文庫にあり、一部については永井均先生の解説本もあります。
原文は The Blue and Brown Books としてペーパー版で入手可ですが、ネット上にもあるようです。
ただ本文には章割りが全くなく、切れ目を決めるのが悩ましい所ですが、逆に1回に進む範囲を自由に設定できそうでもあります。
2.Berkeley: Three Dialogues between Hylas and Philonous
バークリが自らの哲学を一般読者向けに対話篇に書き直したもの。ラッセルも推薦。
岩波文庫に邦訳あり。原文は Wikisource などで入手可。
比較的読み易い英文とされていますが、さすがに18世紀の英文なので古さは否めません。
3.Ayer: Language, Logic and Truth
一般読者向け論理実証主義マニフェスト。英文がきびきびしていて読んでいて快適です。
PenguinやDoverでペーパー版が入手可。吉田夏彦訳が岩波から出ていましたが現在絶版です。