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エトセトラ

193横山信幸:2019/09/01(日) 13:41:22
>>192
記事読みました。
いろいろな哲学的な思索の課題や生き方としての問題や、たくさんの切り口が可能な話題で、面白がる内容ではないかもしれませんが、僕はとても面白かったです。

記事の最後の「哲学的議論がない」というのは、死にゆく子の安寧と死の哲学とは無関係だというだけで、死の哲学自体が無意味だとされてるのではない、と読みました。
そして、死にゆく子に対する言語のあり方はその安寧こそが第一義だとすべき、と言われている、という風に解釈してそれはその通りだと思いました。

ただ、
>「「バイオレットもそこに居るの?」ぶれない子です!答えることなしには離してくれないようです!バイオレットが天国に行くまでにはまだ長い時間がかかること、でも友達がそこにいるので、私を知っていると言えばいい。天国にあるエミリーの家には生きている友達や家族が映る魔法のテレビがあって、私たちがそこに行くまでそれを見ることができる。私も、ママもパパも誰でも会いたい人をテレビで見ることができる!」

という、少女へのバイオレットさんの返答は、そのように天国の存在を肯定することが最善の回答である場合もあるでしょうが、

もっと正直に、
「分からないけど、あると信じてる」
とか、さらにもっと正直に、
「君も僕も死んだら今以上に何も分からなくなるはずだから、自分が死んだことを気づくことができないかもしれない」
などと、自分の考えをストレートに出して答えるほうが、逆に少女を安心させる場合もあるように思いました。
天国があるという答えが嘘だと思う人は嘘をつかない方が良い場合もあるという感じです。


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