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セマンティック・ウェブ

1はじ銀:2014/10/05(日) 18:57:41
セマンティック・ウェブについて、余り詳しくは知らないのですが、ざっと調べた限り、WebページはHTMLによって形作られます。また段落や文章の重みなども指定出来ます。つまり、文の形式についてはHTMLで作ることが出来ます。しかし、意味内容については一切記述出来ません。
よって、Web上に無数に存在するテキストの意味は全て受け取り側が決める、読み手側に委ねられています。ここまでは紙媒体でも可能です。しかし、デジタルコンテンツだからこそ、意味内容やそのテキストの意義などもそのコンテンツに受け持たせようという発想です。
RDFは意味内容を、OWLはテキストの意義をどうやら持たせるものようです。
RDFの例としてWikipediaでは
「New Yorkの略語はNYである。」という文章をRDFによって表しています。

これを見て、RDFって、全ての名詞は長い説明の短縮形であるというラッセルの発想をそのまま導入しているのではと思いました。
OWLもオントロジーを指定するものようで、オントロジーは哲学からの用語です。wikipediaのオントロジー (情報科学)の項ではクワインとクリプキの名前が出てきますし。
言語哲学は情報科学の世界ではかなり重宝されているようです。技術的な話は横に置いておいて、概念的なところだけ調べてみるのも面白いかと思います。僕も少し調べてみます。言語哲学についてはまた質問させて下さいm(__)m

2横山信幸:2014/10/05(日) 22:20:10
面白そうな気配を感じますが、よく分かりません。文章に単語の意味を検索できる注釈がいっぱいつけられるようなイメージですか。

3はじ銀:2014/10/05(日) 22:56:39
>横山さん
単語レベルで意味を規定していくような感じだと思っています。それを積み重ねていけば、「精確」な文章が出来上がる。
その文章を積み重ねていって、「精確」なテキストが出来上がる。
そのようなテキストを更に位置づけるこれが可能になる。
結局無限退行しそうな話ですが。。。
でも、実現すればすごいことですよね。個人的に研究の価値有りと思っています。

4横山信幸:2014/10/05(日) 23:19:20
はじ銀さん、
すごく面白そうです。セマンティックウェブ、正に意味の樹系ですね。

ただ、今回ウラサキさんと話し合いを続けていて感じたのですが、議論を深めていくなかで「語」を如何に捉えるかという意味理解自体が深まり変化していくことがありますし、そうなっていくのが逆に良い議論と言えるのかもしれないと思います。
しかし、そのような、語の捉え方が変化していくような文章なんてややこしすぎて、そのセマンティックウェブってのには嵌まらないかも知れないですね。

でも、チャレンジしてみると色々な発見がありそうですごく興味深いです。

5はじ銀:2014/10/05(日) 23:40:13
し>横山さん
「語」と「意味」、や「語」と「概念」、というのは非常に不幸な出会いという気がします。
シニフィアンとシニフィエは決して一致しない。
しかし、セマンティックウェブは、暫定的なものであったも、一致させることが出来る、という立場に立たないと成り立たない試みですね。
この考えは「辞書というものは成立するか」という問いでもあると思います。
個人的には成立しないという立場です。しかし、ある程度認めないと何事も成り立たなくなってしまう。だから、次善の策として認める。
大方の人は辞書というものに疑いを持っていないと思いますが、一旦疑い始めると泥沼です。

6横山信幸:2014/10/06(月) 06:30:36
はじ銀さん、ありがとうございます。セマンティックウェブについて少しわかりました。
そのプロジェクトが行われるのでしたら、是非参加したいです。

はじ銀さんの哲学や同好会への興味が薄まっているのかも知れないと思ってましたので、こうして久しぶりに話ができてとても嬉しかったです。


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