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悟りを本当に開いた人のスレ1

53おまえ乱入か:2013/11/04(月) 13:25:42
マニと大乗仏教

マニ(A.D.215〜276)はマニ教の開祖として知られる。マニ教は古代イランのゾロアスター教を母胎にして成立した宗教である。

マニは23才の時インドを旅行し1年くらい滞在した。彼がインドに行ったのはインドの英知を知るとともに、仏教を研究するためだったらしい。

彼は手紙の中で仏教について「仏弟子達は仏の教をすべて伝えたのではなく、師から聞いたことのほんの1部を文字に記したに過ぎない」と述べている。当時の大乗仏教徒はそのように言って小乗仏教(部派仏教)を非難していたようである。

逆に小乗仏教徒(部派仏教徒)は大乗仏教は非仏説だと言ってお互いを非難していた。そのような大乗小乗仏教徒間の論争について述べていると考えられる。

この論争を見聞して、マニは自分の生存している間に自分の教えを文字に記す決心をしたのである。教祖である自分が記すことによって後代の人が自分の教えをゆがめたり勝手に解釈することがないようにするためであると書いている。

これはマニがインドで大乗vs小乗仏教徒の論争と確執を実体験したためであると考えられる。


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