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悟りを本当に開いた人のスレ1
26
:
おまえ乱入か
:2013/10/30(水) 12:21:17
目連
神通第一(六通第一)とうたわれる目連は裕福な家系に生まれました。
教団内では 神通第一の尊者として舎利弗尊者とともに指導的な立場にありました。
目連も釈尊のもとで修行に励み、阿羅漢果(あらかんか)(悟り)を得ます
ある日、神足通(じんそくつう)(行きたいところに自由に行ける能力)という神通力によって、
亡き母はどうしているだろうかと捜しました。天界、人界、地獄…と。
そうしますと、母は餓鬼道にあって、身体は痩せ衰え、それはそれは哀れな様子でした。
目連は鉢に飯をもり差し出すのですが、母が口元へもっていくと、たちまち火炎と化して食べることができませんでした。
餓鬼道とは食物を食べようとすると口に入れる前に燃えてしまう世界です。
目連尊者は釈尊の元へ行き、事の事情を話し、どうすれば餓鬼道にいる母を救うことができるでしょうかと、
教えを請いますと、釈尊は「そなたの母は前世の悪行によって餓鬼道に堕ちたのです。その母を救うには雨安居(うあんご)が終る日
(7月15日)に衆僧に飲食百味を供養することです」と諭されました。教えに従って供養を尽くしたところ、
目連尊者の母は衆僧の神力によって餓鬼道の苦悩から解放され天界にいました。
重ねて「世尊よ、もし未来世の一切衆生で孝養の心あるものが、この目連がなしたるように供養すれば、
父母を救うことができましょうか」と尋ねると「孝順の心ある者、父母を思い、7月15日に百味の飲食を供え、
亡き父母のため供養するならば、一切の苦から脱(のが)れるであろう」と申されました。
目連は母親が餓鬼道から開放された事を知り 大喜び 大喜びする目連を見ていた人達も踊り始めました
この事が盆踊りの起源となったと言われています
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