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悟りを本当に開いた人のスレ1

25おまえ乱入か:2013/10/30(水) 12:20:38
徳一と最澄との間で争われた宗教論争は、一般には「三一論争」とか「三一権実論争」という。権(ごん)は仮(かり)の姿とか方便(ほうべん)という意味であり、実は本当の姿とか真実という意味である。乗とは乗り物のことだが、修行方法を乗り物に喩えて、乗と言っている。三乗とは三通りの修行方法の意である。

 徳一と最澄との間で争われた宗教論争「三一権実論争」というのは、基本的に人間そのものに対する認識問題であるのだが、平たく言ってしまえば、修行僧の修行方法は三通りのものを考えるべきか、あるいは一通りのものでいいかということである。

 ところで、涅槃(ねはん)とは、いっさいの迷いや苦しみから解放された、仏教が目指す理想的な境地をいう。本来は、不生不滅の悟りの境地であるが、唯識では、それ以外にも、それに準ずるものとそれを超えるものを考えている。準ずるものというのは、有余涅槃(うよねはん)と無余(むよ)涅槃であり、それらは生きるとか死ぬとかにまだこだわっている状態である。


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