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神秘スポット探訪

42Anonymous:2013/05/15(水) 06:35:29 ID:DOktnAwM0
先日、大分の国東にある三浦梅園資料館に行ってきた。
三浦梅園の思想はかなり難解なので、一般には知名度があまり高くないが、
安藤昌益、海保青陵、山片蟠桃などと並び、国際的にも評価される江戸期の哲学者。

彼は、自分の思想を条理学と呼んだが、あえて近いものを挙げると朱熹(朱子学の祖)の
思想が挙げられる。
(朱熹はこの世界は全て気で作られているということを、物理的な面からも詳細に論じた。)
三浦梅園は西洋の科学知識も学びつつ、その方法論に不満が大きかったため、結局は
朱熹と同じように気を中心として一元的に物事を説明する方法を取った。
彼の西洋科学に対する不満というのは、現象面の研究に偏し過ぎていて、結局それらの
現象を起こす根本的なものが何かさっぱり分からないというもの。
これは南方熊楠の西洋科学批判とよく似ている。


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