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シャンソン
:2018/09/12(水) 11:13:28
五輪予算と合併症
2020年の東京五輪・パラリンピック。その開催費用が招致段階での見積もりを大幅に超えて、
一時、3兆円以上にも膨らむと報じられました。その後、競技施設の見直しなどが進められ、大会経費を
総額1兆3500億円規模とする修正予算も公表されています。
こうした報道を見聞きするたびに頭に浮かぶのが、一向に歯止めのかからない日本の医療費です。
医療の世界でも、まさに同じようなことが起こっていると思うのです。
日本の総医療費は13年連続で増加し、2015年度は過去最高の41.5兆円に達しました。病気にかかりやすい高齢者が
増えているという現実があるにしても、どうしてこうも膨張の一途なのでしょうか。
私はこの問題を考えるとき、キーワードになるのが〝合併症〟だと思っています。
合併症とは、手術や抗がん剤治療などによって生じる新たな病気のこと。代表的なのが術後の出血や腸閉塞、白血球減少による重症肺炎などです。
これらの合併症が起こると当然、治療や入院期間が長引きますから、医療費も余分にかかることになります。
今から30年ほど前、私が心臓外科医になりたての頃は、心臓手術をした患者さん一人にかかった1か月の診療報酬は平均で300万円程度、合併症をきたしてもその最高額は
確か1000万円台でした。それが今では平均450万円程度、重症合併症例ではなんと1億円台です。入院中にいろいろな合併症を起こしたり、何度もICU(集中治療室)のお世話になったりして
医療費が嵩み、額がどんどん膨らんでいくのです。
『佳く生きる』 天野篤 著
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