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「うのはな」さん 専用掲示板

922シャンソン:2016/07/24(日) 20:48:07
>>921

物語の概要は以上ですが、パッチ・アダムス(本名ハンター・キャンベル・アダムス)は、じつは実在の人物で、この映画は、
彼をモデルに制作されました。実在のアダムズの略歴にも触れておきましょう。
兵士だった父親について、韓国やドイツで暮らした彼は、父の死後アメリカに帰国しますが、学校でいじめに遭い、3度も入院しました。
そして18歳のとき、社会変革を起こすことで立ち直ろうとして、クラウン(道化師)として活動を始めました。

 そして、お金を儲けることを優先させる医療に疑問を持ち、愛とユーモア、優しさのある医療を目指して大学の医学部進学過程に入学、卒業後医大に入学しました。
(これは、アメリカのシステムによることです)卒業後、自分が目指す医療を実現するために「ゲズントハイト・インスティテュート(お元気で病院)」と名づけた病院を設立しました。
「ゲズントハイト」は、健康という意味のドイツ語で、周囲の人に、「ディー・ゲズントハイト」と声をかけると、「大丈夫?」「お大事に」という意味になります。ちなみに、ディーは定冠詞です。

 この病院は無料だったので、診療を続けるために、他でも働いていたそうです。寄附してくれる人もなく、孤立無援の状態だったのです。
また彼は、クラウンとしての活動も続け、俳優として活躍し、世界中へ出かけてチャリティ活動をしていて、何度も来日しています。
彼の「7つの信条」をご紹介します。

「人をケアするのは、人間を愛しているから」
「ケアは概念ではなく行動」
「人を思いやる人生は、自分に深い平和と安らぎを与える」
「いい意味のお返しをすることが大事」
「平和のためにクリエイティブになる」
「情熱を持ち、不可能と思える夢を見る」
「人をケアすることは、科学的に見ても自分のためである」

 パッチ・アダムスのこのような人生を知ると、彼は、患者の遺伝子をオンにすると同時に、
自分の遺伝子のスイッチをもオンしているように思えてならないのです。

    『幸せになる遺伝子の使い方』 村上和雄 著


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