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「うのはな」さん 専用掲示板

921シャンソン:2016/07/24(日) 20:29:19
   アメリカの「笑い」による診療所
 
 「笑い」で心を治療するという実話に基づいたアメリカ映画『パッチ・アダムス トュルー・ストーリー
(原題Patch Adams)』をご存じでしょうか。主役を演じたのは、『ミセス・ダウト』のような喜劇から『いまを生きる』
『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』のようなシリアスな作品まで幅広い演技を誇ったロビン・ウィリアムスです。

 主人公のパッチ・アダムスが、「笑い」で心を治療する医者で、笑いと優しさの広がりは、憂鬱な病気に勝つという信念を持って
治療に当たります。物語は、アダムスが自殺未遂をして入院した精神病院から始まります。
 病院で、彼は、「笑い」で患者たちを笑わせ、「笑い」には心を癒す力があることに気づきます。そんな彼に、大金持ちで、天才病とも呼ばれる
双極性障害を持つ患者から「パッチ(傷を治す)」というニックネームをつけました。

 双極性障害とは、精神が極度に高揚する「そう状態」と、極度に落ち込む「うつ状態」が交互に来る病です。
そう状態になると、ほとんど眠らずに活動することもあるので、ときに天才的な成果をあげることから天才病とも言われているのです。
 さて、自分の能力に目覚めたアダムスは、2年後、精神科医を目指して医大に入学、白衣を着て病院に忍び込み、患者たちの心をつかんでいきました。
彼の「笑い」の療法は、次第に功を奏していきます。

 そんな彼を冷たく見る人もいましたが、理解ある学長のおかげで勉学を続け、やがて、医療制度の不備を知り、無料の病院を作ろうとします。
支援者を得て、この夢は実現したかに見えたのですが、患者の1人が、彼の恋人を殺して自殺するという事件をきっかけに病院を閉鎖しようとします。
しかし、また患者の心を捉えることができたという実感を持てたことが励みになり、やり直す決意を固めます。

 ところが一難去ってまた一難、医師免許をとらないうちに実践を試みたことが問題になり、退校させられそうになります。
医師会に訴えた彼は、患者の心をほぐす治療がいかに効果的であるかを主張しました。それが認められ、退校を免れた彼は、大学を卒業後、「笑い」を取り入れた
独自の治療法を広めることに専心するのでした。


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