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「うのはな」さん 専用掲示板

6399つづき:2020/10/23(金) 13:09:43
>>6398
党内での議論が国会の大方のシナリオを決めてしまうため、
パブリックな場でリベラルと保守が議論するわけでも、選挙の際に有権者が、自らを
リベラルなのか保守なのかと考えて行動しているわけでもありません。

その派閥も表向きは政策集団をうたっていながら、実情は世襲や出身母体などの人間関係重視、
つまり縁故的な要素が強い集団だという面も軽視できません。そして、特に衆議院議員選挙が小選挙区制になった後は
「通常はとりあえず自民党に投票し、自民党が大きな失敗をした場合のみ野党に投票する」という
選択パターンをほとんどデフォルトのようにしている(投票できる自民党の候補者は一人しかいないので
その候補者が保守よりかリベラル寄りかを検討のオプションにしにくい)場合が多いのです。

このように日本は、ハイト教授のような研究者が対象とするには、分析が難しい国なのです。
一方、アメリカは、日本よりも明確に「リベラル=民主党」「保守=共和党」と分けることができます。
無論、民主党のなかにはヒラリー・クリントンもいればサンダースもいるし、共和党のなかにはトランプを支持する層も
しない層もありますが、

有権者が投票する際は、自らが今リベラルを支持するべきか保守を支持するべきか、
日本と比べると明確な考えの下で投票できます。したがって、研究対象としては解析しやすいわけです。
 ハイト教授は結論としてリベラルが保守に勝つことができないとしています。
その内容は著書で読んでいただくとして、、私は脳科学の面から、いくつか指摘をしておきたいと思います。

   脳科学者 中野信子著


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