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「本流復活派」板

909転載:2019/03/01(金) 19:26:45

谷口雅春先生のお言葉に、吉田国太郎「常楽への道」は永遠の生命を語る宗教的天才の書として推薦すべきものだと思う」人類救済の使命感だけで生きているような人だ。

「あるとき私が、湯殿へ歯を磨こうと思って、湯殿のタイルの上にある駒下駄の上に足を下ろすと、タイルが濡れていたためにその駒下駄が、足を下ろした途端に滑って、私は湯殿のタイルの上に倒れてしたたか背骨と肘とを打ちつけたことがあります。そのとき「ひさや」と言う女中が私の家にいましたが、物音に驚いて飛び出して来て、私が倒れているのを見ると、目を丸くして「先生でも滑って転ぶんですか?」と不思議そうな顔をして、ただ倒れている私を眺めているだけでした。・・そのときの事を吉田国太郎君に話したら、「先生は滑って転んでいても、滑って転んでなどいないことが解らないのかなあ」と語った事があります。これが「月」が曇っていているように見えても、「月」は曇っていない事を知る心境であります。吉田国太郎君は今、この現象界にはいない。しかし、私はこう言ったときの吉田国太郎君を時々思い出すのである。同君は本当に「実相」を悟っていたのである。あの生長の家入信前、一方の腎臓を摘出して、現象的には一方しか残っていない その腎臓がすでに結核におかされて、たびたび血尿で尿道が凝結閉鎖するような苦しみの中で、しかも両杯ともにおかされて時々喀血やら血痰などに見舞われながら、十数年を、「病気なし」の心境で、現象悪を克服して数時間の講演をやったり、常人と変らぬ生活を死の一日前まで続けてきた吉田君の生活態度のごときはまことに「実相を直視した」人でないと、得られない生活態度であったとおもう。何人も「あの吉田君が今まで生きてきたのは奇蹟だ。もうとうに亡くなっているはずの人であったのに!」とみんなが驚いているのである。実相を自覚すれば現象が成就し、悟りが成就すればこの世のことが成就するのである」(維摩経解釈P74)


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