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非武装信仰板

859シャンソン:2016/07/15(金) 22:26:06
>>858

 エベンの意識は混濁し、もはや死を待つだけの状態になります。
そして、薄れゆく意識の中で、神様を信じていなかったはずのエベンが、みんなにこう言ったのです。
「祈ってください」意識を失ったエベンは、美しい光の中を上昇していきました。

 耳に心地良い旋律も聞こえました。そこは、時間のない世界で、エベンは「自分は一人ではない」という感覚に満たされます。
ふと気がつくと、青い目をした美しい女性がエベンに微笑みかけていました。言葉はありません。ただ、温かい心の波動だけが伝わってきました。
その波動は、こう言っていました。

 「あなたは永遠に、深く愛されています。恐るべきものは何もなく、あなたのすることには、ひとつも間違いはありません」
あとになって、この美しい女性が若くして亡くなった自分の妹であることに、エベンは気づきます。深い安心感に包まれたエベンは、さらに素晴らしい光の世界に
入っていきました。大いなる存在の愛が、彼を優しく包み込みました。

 その感覚は、至福以外の何ものでもありません。幼い頃、お母さんに抱かれていたときの何十倍、いえ、何百倍もの安心感を覚えました。
一方、病室では、エベンの意識が一週間も戻らないことで、お医者さんたちも「もう手の施しようがありません」と、家族や友人に告げていました。
それでもなお、家族や友人は、横たわるエベンの周りで必死の祈りを捧げています。

 すべてに満たされていたエベンは、その世界にずっといたいと思いました。ところが、「あなたは地上で必要とされています。神様、どうかこの命を助けてください」という
祈りの声が上がってきて、水滴の波紋のようにエベンの魂に広がります。すべてはあっという間の出来事でした。
エベンは意識を取り戻していました。

 この至高の体験で、エベンはすっかり変わりました。人智を超えた大いなる存在への畏敬の念と、永遠に続く生命の神秘への憧憬が、心に深く刻み込まれました。
幼少の頃からの寂しさや虚しさは、跡形もなく消えています。そして、やがてエベンは自分の臨死体験を本にして、人間の本質と、その素晴らしさを訴え始めます。
それが、全米でベストセラーになった『プルーフ・オブ・ヘヴン 脳神経外科医が見た死後の世界』でした。

 エベンは言います。
「一人ひとりの人間の本質は素晴らしいものです。それを自分の思い違いで、自分はダメだと絶対に言わないようにしなさい。まず、自分自身が生かされている本質を大事にする
ように努力しなさい。それが生きるということです。自分が絶対の愛で愛されていることを、自分に教え込みなさい。自分の本質は愛そのものであり、完璧であり、そして、もっとも尊いものです」

 いま、生きているということは、私たちが作り出せない命があなたの中にあるということです。
ですから、いくら「自分は愛されていない」と思っても、人が認めてくれなくても、あなたはただ生きているだけで価値がある存在なのです。

   

   『逆風のときこそ高く飛べる』 鈴木秀子 著


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