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「まじめな話」の板

8124〜蒼天の實相〜:2018/12/26(水) 06:06:32
>>8123
〜日野家の歴史・つづき〜

しかし、晴光の未亡人であり晴資の母である春日局は、13代将軍義輝の乳人として室町幕府に一定の政治的影響力を有しており、春日局の尽力と義輝の庇護により日野家の経営は維持された。義輝は春日局の守る日野家に、同じ日野流の広橋家から養子輝資を迎えて日野家を継承させた。成人した輝資は栄進して権大納言にいたった。
輝資は、出家して唯心と名乗ったのちは徳川家康の側近のひとりとなり、駿府城に出仕して近江国蒲生郡に新たに1,030石余の所領を与えられた。この輝資は朝廷と幕府の双方に強い影響力を及ぼした。輝資の子孫は朝廷に仕える堂上家だけでなく、幕府に仕える高家をも分立させた。江戸時代の日野家(堂上家)の家禄は、名家としては破格の1,034石だった。明治時代にいたり華族制度のもとで資秀が伯爵を授けられた。
同じ藤原北家真夏流の堂上家には、広橋家・柳原家・烏丸家・竹屋家・日野西家・勘解由小路家・裏松家・外山家・豊岡家・三室戸家・北小路家の12家がある。また親鸞の末裔である本願寺門主の大谷家は、堂上家ではないが、繁栄する教団の政治力と財力を背景にして堂上家と同格の准門跡の格式を獲得した


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