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生長の家傍流掲示板/別板1

298さくら:2012/10/13(土) 22:59:37
>>297

初心者様

返信、遅くなって申し訳ありません。
さくら、ひとつのことしか集中できない、不器用者なのですよ、(言い訳)。

ソフィアの思想、懐かしい気がいたしますね、
・・いま掲示板ではこういう自由なことが語りづらい感じですが・・
ここは島だから良いですよね、。

これはとても示唆のある歴史の認識だとおもっています。

キルガメッシュから始まった「神殺し」の歴史、これは自然破壊を生みましたが、
文明の興亡や信仰の対象の変化というのは、気候変動や自然破壊ととても密接な関係にあると知りました。

紀元前1200年頃からの気候変動による民族の移動などでも、
地中海の文明都市において、バアル神という天候を支配する神への信仰へと移行する精神的な変化があったようなのですが、
この神は、自然をつかさどる大地母神のシンボルの蛇を持ち、
天候の支配と同時に豊穣多産の神で、つまりアニミズム的な神のようです。

この頃、モーゼの時代ですが、出エジプトの際の異常気象の様子が、旧約聖書には神の怒りとして記されていますね。
その後、モーゼ一行が向かったカナンの地で安定すると、
人々は、例のバアル神の信仰に走り、モーゼを導いた唯一絶対神であるヤハヴェの信仰が揺らぐということが起こります。
「ヤハヴェのバアル化」と記されるこの出来事は、
・・まあ、日本において例えれば、神仏融合のような、文化的融合の意味もあり、
決して堕落的な思想ではなかったといわれています。
異民族異文化が互いの価値を損なわずに共生し、融合させるような意味合いがあったということです。
日本の神道的な宗教もそうですが、ロゴスに陥らない智恵のある宗教には、
この融合の力がありますね。融合し、新しい価値を生み出す力。
この力のない宗教が、排除の論理を持ち出し、支配を広げようとするのだとおもえます・。

しかし、これを一神教の信仰からすると、邪教に走り堕落した信仰として、
預言者エリアによる「ヤハヴェ回復運動」がおき、
そこから「唯一神教」の道が確立するんですね
これは気高い運動として、キリスト教では評価されています。

とても象徴的なのが、大地の神のシンボルである蛇は、アメニズム信仰では、
それを神の使いとして扱っているのですが、
一神教の場合、大地のシンボルである「蛇」邪悪なものとして殺す、という性格をはっきり持つ宗教だということです。キリスト教のアダムとイブを堕落させた蛇はその象徴ですが。
蛇殺しの宗教、つまり、大地への信仰を認めない宗教でもあります。
神は唯一天におられ仰ぎ見る存在としてあるということですね。

モーゼのシナイ山で一神教であるヤハヴェとの厳格な契約「十戒」、
これは、神と人間、人間と人間の契約が事細かに記されていますが、
実は、人間と自然という関係はここではまったく記されていません。
それが一神教の始まりの契約なのです。

一神教において、ソフィア的思想は、当然排除されているということですね。

これは穿ちすぎであることは分かっていますし、その自覚は総裁にはないということは知っておりますが、
神と人間。人間と人間の契約に、
森の思想である、人間と自然という関係を、補うというソフィアの使命を
無意識のうちに感じ取った可能性はなきにしもあらず、かもしれません。

総裁にこの自覚が確実にあれば、これは、ソフィアの思想とロゴス的国家主義の対立ということにもなるかもしれないですが・・。

まあ、総裁の自覚より、もし、その背後を感じ取ってつぶそうとする勢力があれば、
その直感力の方に、感心しますね、。


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