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生長の家傍流掲示板/別板1

297初心者:2012/10/10(水) 17:52:25
さくらちゃんへ

本流のいう「虚説」とはなんなのでしょうね。その正体とは、いったいなんだと
いえるのでしょうか。

それはやはり本流にとって都合のわるいもの、ということになるのでしょう。
じつは以前から、生長の家はロゴス中心主義であるということをいっており
ますが、この意味では、生長の家は反ソフィアでもあるはずなのですね。
本流にとって都合のよくないもの、それはソフィアの思想ということがいえる
のかもしれませんね。

総裁の思想とソフィアの思想に関連性はあるのでしょうか。以前こちらで「エコ
ソフィア」について語りあったことがありますが、けっきょくたどりついたのが
「森の思想」でしたね。「虚説」といわれる総裁の思想とソフィアの思想の関連性
を考えたときに、「森の思想」という共通点が、どうやらあらわれてくるようです。
これははたして偶然なのでしょうか。けっしてそうとはおもえませんね。

「森の思想」の原点はアニミズムということがいえそうです。アニミズムに
ついてはあまり詳しくはないのですが、広く万物に神が宿るとする思想と
いうことにしておきます(正確でなければ修正は可です)。

では総裁の思想はアニミズムなのかといえば、総裁自身がそうとは考えて
おられないにしても、ブログのエントリーを5つ6つ読んだ感触では、その思想
にアニミズム的なパターンが内包されているという漠然とした予感はあった
ような気がいたします。

このあたりは精査する必要があるにしても、ソフィアと総裁の思想の共通点
をアニミズムとすると、本流のいう「虚説」の正体が、うっすらとではあり
まずか、見えてきますね。

そもそもロゴスとはなんであったかといえば、これもこちらでギルガメッシュに
からめて話したように、自然の征服と破壊への欲求であったということがいえ
るのですね。

自然の征服と破壊を実現しようとすれば、邪魔になるのはアニミズムですね
(このあたりは梅原猛が「森の思想」として語っているようです)。なぜアニミズム
が邪魔になるかといえば、自然界の万物に神が宿っているとすれば、それを支配し
破壊することには心理的抵抗感がどうしても生じてしまうからです。

こうした問題を解決する切り札として登場したのが、唯一絶対の神を信仰する
一神教であったのですね。唯一絶対の神が世界を支配していると考えれば、
森の樹木に神が宿っているのではないかとする怖れからは解放されますね。
樹木をいくら伐採したところで、一神教の信仰のもとではたたりなどあるはずは
ないので、安心していくらでも切り倒すことができます。こうして自然破壊が
着々と進められてきたというのが人類の歴史であったということがいえるので
はないでしょうか(このあたりの問題は総裁もふれておられるのかもしれません)。

本流はどうやら原発推進派のようですが、これはまぎれもないロゴスの思想
ですね。産業を発展させて国を豊かにする。そのためには原発はどうしても
必要であるとの理屈が成り立つというわけですね。

こうした理屈を背後で支えているのが、いうまでもなく一神教の思想なのです。
もしも総裁が、その思想のなかでアニミズムへの傾倒を隠喩的にでも示唆し、
一神教を否定するような方向を少しでも指し示しているとすれば、本流にとって
これは、国家の存立をゆるがしかねない「ゆゆしき事態」ということになります。

本流にとって都合のよくないもの、それがアニミズムの思想であるとすれば、
本流が総裁の思想を「虚説」として討たねばならない理由のひとつが、ほんのり
とではありますが見えてきますね。


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